サインツJr.、フェラーリ1年目のランキング5位に喜び「これ以上は望めない」
カルロス・サインツJr.はアブダビGPで3位を獲得し、フェラーリ加入初年度をランキング5位で終えた。彼は「これ以上求めることはできない」と、結果については満足しているようだ。
Carlos Sainz Jr., Ferrari, 3rd position, lifts his trophy
Jerry Andre / Motorsport Images
ヤス・マリーナ・サーキットで開催されたF1の2021年シーズン最終戦アブダビGPで、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)は3位表彰台を獲得。ランキング5位でシーズンを終えた。
サインツJr.は前戦サウジアラビアGP終了時点では、ランキング7番手。チームメイトのシャルル・ルクレールと、ランド・ノリス(マクラーレン)が先行している状態だった。
しかしアブダビGPでルクレールは10位、ノリスも7位と多くのポイントを加算できなかった一方で、サインツJr.はセルジオ・ペレス(レッドブル)のリタイアも追い風となって3位を獲得。一気にランキングを5位に上げることができた。
サインツJr.にとってもF1でのベストシーズンとなっており、フェラーリ1年目ながら素晴らしい結果を残したと言える。彼としてもこの結果には満足している様子だ。
「正直に言って、これ以上は望めなかった。特に表彰台以上なんてね」
レースを終えたサインツJr.はそう語る。
「今日のレース全体に関しては、僕らは単に今年を通じて学んできたこと全てをまとめ上げて出していくだけだった。つまり、チームと一緒に良いレースを行なうために進めてきたことを実行したんだ」
「それで今日はやっと全てをまとめ上げて、とても強いレースができた気がした。結果的に、全ての面でポジティブな結果を得られた。なにより、今回のレースは本当に誇りに思っている」
一方で、ランキング7位となったルクレール。彼はアブダビGP中盤に角田裕毅(アルファタウリ)とのバトルとなり、更にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がピットからコースに合流する際にコースオフを喫してしまうなどのアクシデントも影響し、10位フィニッシュが精一杯となった。
「ちょっと驚いている」と、ルクレールは言う。
「(コースオフが)マックスのマシンの乱流の影響かどうかは分からない。彼はちょっと左側に寄っていて、何が起こったのかよく分かっていないんだ。でもとても驚いた。コントロールを完全に失わなかったのはかなりラッキーだったね」
「なんとか戻っていったけど、基本的にリヤタイヤが終わってしまって、数周後にはピットストップしなければならなかった」
「ユウキと走っている時は凄く良かったよ。良いバトルだったからね。そんなに長く戦っているわけじゃなかったけど、良いバトルだった」
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