サインツJr.、フェルスタッペンとハミルトンの”ターン4”は「グラベルがあれば問題になっていない」
フェラーリのカルロス・サインツJr.は、サンパウロGPで物議を醸したハミルトンとフェルスタッペンのターン4での攻防は、グラベルトラップが必要な完璧な例だと語った。
インテルラゴスで開催されたF1第19戦サンパウロGPでは、首位を走るマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が後方から追い上げるルイス・ハミルトン(メルセデス)を抑え込もうとし、ターン4で2台共にコースオフを喫する場面があった。
スチュワードはこの一件をインシデントとして記録したものの、審議の必要はないと判断。ペナルティは出されなかった。
しかしメルセデスはこの裁定を不服とし、オンボード映像を新たな証拠として、再審請求を行なっている。
フェラーリのカルロス・サインツJr.は、そもそもグラベルトラップがターン4のアウト側にあれば、今回の騒動は回避できたのではないかと考えているという。
サンパウロGPで6位入賞を果たしたサインツJr.は、「個人的には、ターン4の出口にグラベルトラップを設置すれば、この問題は解決すると思う」と語った。
「スタート時にも、自分たちを含む数台のマシンがターン4で大きくはみ出していたよね。もしもグラベルトラップがあれば、あそこには行かなかっただろう」
「もしあそこにグラベルトラップを設置すれば、スチュワードの問題ではなくなり、スチュワードにとっても、マイケル(マシ/F1レースディレクター)にとっても、ルイスやマックスにとっても、そして僕たちにとっても問題では無くなるんだ」
サインツJr.がグラベル導入を求めたのは、F1がトラックリミットを取り締まるのに苦労しているという、ここ数年の課題にも影響している。
グラベルは2輪のレースが行なわれるサーキットでは積極的に導入するのが難しいという側面もあるが、インテルラゴスはMotoGPのレースが行なわれていないことから、サインツJr.は改良を期待していると語った。
「僕たちはグラベルトラップを求め続けている」
「将来的には、特にサンパウロのようにMotoGPが開催されていないコースでは、グラベルトラップを復活させてほしいと思っているんだ」
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