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マクラーレンF1は今“最も抜きづらい”マシン? サインツJr.が古巣とのバトル通じ分析

フェラーリのカルロス・サインツJr.はイギリスGPでマクラーレンのダニエル・リカルドに敗れたが、昨年所属していたチームのマシンは、最もオーバーテイクの難しいクルマだという考えを示した。

Daniel Ricciardo, McLaren MCL35M, Carlos Sainz Jr., Ferrari SF21

Mark Sutton / Motorsport Images

 2021年シーズンにフェラーリへ移籍したカルロス・サインツJr.。彼は昨年まで所属していたマクラーレンのマシンが、最もオーバーテイクの難しいマシンのひとつだと考えている。

 フェラーリは今シーズン、コンストラクターズランキング3番手をマクラーレンと争っており、コース上ではサインツJr.もしばしば古巣のマクラーレン勢との戦いを展開している。

 7月中旬に行なわれたF1イギリスGPでも、サインツJr.はマクラーレンのダニエル・リカルドと5位争いを展開。このときはリカルドに届かず敗れている。

 今シーズンのこれまでのレースでも、サインツJr.はコース上でマクラーレン勢を追い抜くことができないシーンは多々あった。メルセデス製パワーユニットを搭載するマクラーレンの直線でのパフォーマンスは目を見張るものがあり、フェラーリが太刀打ちできていなかったためだ。

「残念だけど、マクラーレンの後ろに詰まって、追い抜けないことは何度もあった」

 イギリスGPを6位で終えたサインツJr.は、そう語った。

「ニュースってわけでもない。彼らはストレートスピードでとても強力なモノを備えているし、コーナー脱出でもパワーとデプロイメント(回生エネルギーの使用)は非常に強力だ。最もオーバーテイクが難しいクルマのひとつかもしれない」

 またサインツJr.はイギリスGPでリカルドに対するオーバーカットが失敗したことには不満を抱いている。ピットイン時に左フロントタイヤの交換で手間取ったことで、10秒の余計な時間がかかってしまっていた。

 結果、サインツJr.は最後までリカルドの後方に留まることになってしまった。

「ああ、残念なことに僕らはレース全体でリカルドの後ろに留まってしまった」

「ファーストスティントはミディアムタイヤだったけど、その後クリーンラップでは強力なペースを発揮して、彼をオーバーカットできるように運んでいたんだ。でもピットストップで時間がかかってしまったことで、彼の後ろを走らなくちゃいけなかった」

「ハードタイヤでは彼をオーバーテイクしようとしても、より難しくなっていた。ハードタイヤでの高速走行では、乱流の負荷に耐えられないように感じていて、アンダーステアもより強くなっていたようだった。それで高速で走る彼に追いつくことができなかった」

「DRSを使っても、彼を捉えるのに十分なほど接近できなかったんだ」

 

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