サインツJr.、元チームメイトのノリスに太鼓判「彼は将来マクラーレンをトップに押し上げる」
カルロス・サインツJr.は、かつてのチームメイトであるランド・ノリスが、マクラーレンをトップに押し上げられる存在だと語った。
先日、マクラーレンとの契約延長を発表したランド・ノリス。詳細な契約年数は未発表だが、複数年契約であることは明かされているため、少なくとも2023年まではチームに残ることとなった。
ノリスは2019年にマクラーレンからF1デビューを果たしてからの2年間、カルロス・サインツJr.とコンビを組み親密なパートナーシップを築いてきた。ノリスとサインツJr.のふたりは低迷していたマクラーレンの復活にも貢献し、昨年はコンストラクターズランキング3位を獲得した。
そして今季はサインツJr.がフェラーリに移籍したが、ノリスは開幕5戦で2度表彰台に上がるなどマクラーレンを牽引している。サインツJr.は元チームメイトであるノリスが今後数年間でマクラーレンを頂点に導く能力があると確信しており、現役ドライバーの中でもトップクラスの存在だと語った。
「現在は似たようなパフォーマンスレベルを持ったドライバーがたくさんいると思う」
「その中にはランドも含まれる。彼らはチャンピオンになるポテンシャルを秘めているけど、それには勝てるマシンが必要になる」
「僕だってそうだし、シャルル(ルクレール/フェラーリ)もそうだし、他にもそういうドライバーがたくさんいる。F1のレベルは非常に高いので、残念ながら自分が何ができるか以上にチームに何ができるかに依存する部分があるんだ」
「ただ、ランドはマクラーレンをトップに押し上げるポテンシャルがあると思っている」
先日行なわれたモナコGPでは、サインツJr.が2位、ノリスが3位に入り、共に表彰台に登壇した。優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)も加えた3人の平均年齢は23歳11ヵ月28日で、これが2019年ブラジルGP(フェルスタッペン、ピエール・ガスリー、サインツJr.)、2008年イタリアGP(セバスチャン・ベッテル、ヘイキ・コバライネン、ロバート・クビサ)に次ぐ史上3番目の若さであった。
サインツJr.はこの結果に関して、「F1は良い方向に向かっている」と語り、トップドライバーたちの実力差がいかに小さいかを表していると語った。
「今年のドライバーのレベルは非常に高い」
「全員の予選ラップをチェックしてみると、若いドライバーからルイス(ハミルトン/メルセデス)のようなドライバーまで、本当にすごいレベルなんだ」
「こういう才能あふれるドライバーたちと同じグリッドで戦えていることを嬉しく思うし、彼らに対して自分がどこまでやれるのかを確かめられるのも嬉しいことだ」
「だからこれ以上ないほど自分を追い込むことができる。自分の限界を見つけなければいけないと常に感じられることは、レーシングドライバーとして良いことだと思う」
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