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PUトラブルにヒヤリ。サインツJr.、予選6番手に驚き「Q3までリズムを掴むことができなかった」

フェラーリのカルロス・サインツJr.は、F1メキシコGP予選のQ1でパワーユニットの不具合に見舞われたにもかかわらず、最終的に6番手となったことに驚いている。

Carlos Sainz Jr., Ferrari SF21

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 フェラーリのカルロス・サインツJr.は、F1第18戦メキシコGPの予選を6番手で終えたが、予選の序盤にはトラブルに見舞われ、ヒヤッとする場面があった。

 予選Q1序盤、ランス・ストロール(アストンマーチン)がクラッシュを喫し、セッションは赤旗中断となった。この時、残り時間は10分58秒。まだタイムを残していないドライバーも多く、一度タイム計測を済ませていたサインツJr.も1分18秒台と、Q2突破には不十分なタイムだった。

 25分以上の走行中断の後セッションは再開となったが、ピットレーン出口には走行再開数分前からコースインを待つマシンが列をなした。サインツJr.も、比較的早めにこの車列に加わっていた。

 他のマシンが通常通りアウトラップに出ていく中で、サインツJr.はピットレーン出口からパワー不足を訴え、ストレートをスロー走行。アクセルを踏んでも、全く加速することが出来ない状態だった。

 ところが、エンジニアの指示でギヤを1速からニュートラルに入れた後、サインツJr.がアクセルを煽るとマシンは息を吹き返したように加速を始めた。無事にターン1を立ち上がったサインツJr.は、Q1を9番手で突破し、最終的に予選を6番手で終えることができた。

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 サインツJr.によると、この問題は今回が初めてではなかったという。

「トリッキーな問題だったよ」と、彼は振り返った。

「今週末はガレージから出るのに少し苦労していて、長く止まっているとこの問題が出てくるんだ」

「でも、トラブルがこれほど長く続くとは思っていなかった。その間にタイヤがかなり冷えてしまって、Q1の終盤にそんな状態で走るのは、かなりストレスだった」

「正直なところQ2はストレスフルで波乱万丈、おそらく自分の中で最も複雑な予選のひとつだった」

「Q3でまずまずのラップを走るまでは、リズムを掴むことができなかった。そのラップでさえ、マシンのポテンシャルからコンマ2~3秒離れていると感じていた。だから6番手という結果には少し驚いた」

 PUの問題について訊かれたサインツJr.は、レースでは問題にならないはずだと語った。

「週末中に何度か起こっていて、今はそれを解決しようとしているところなんだ。レースでは問題にならないはずだ」

「さっきも言ったように、予選は週末の中で最も悪いセッションだったけど、それでもマクラーレン(ダニエル・リカルド/7番手)に勝つことができたし、アルファタウリ(ピエール・ガスリー/5番手)からコンマ2~3秒差につけることができた。彼らはトウを使っていたんだ」

「だからクルマのフィーリングを取り戻して、レースで良いリズムを取り戻せば、戦略的にも何かができるようになるはずだ」

「コース上での追い抜きは非常に難しいと思う。というのも、前を走るクルマの後についていくと、冷却の関係で数周以上はプッシュできないからだ。だからトリッキーだね」

 サインツJr.のチームメイトであるシャルル・ルクレールは予選8番手。彼は最後のアタックでミスをしてしまったのだという。

「僕はFP1~FP3では本当に苦労していた」とルクレールは語った。

「だからこそ、Q1とQ2のパフォーマンスには非常に満足している。しかし、Q3の2回目の走行ではミスをしてしまった。フリー走行で一貫性に欠けていたのは確かだが、それは言い訳にならない」

 マクラーレンと熾烈なコンストラクターズランキング3番手争いを展開しているフェラーリ。ランド・ノリス(マクラーレン)がグリッド降格で18番手からのスタートになる今回のレースで、なんとしても大量ポイントを稼ぎたいところだ。

 
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