サインツJr.、ルクレールに追いつくための”実験”は成功? 「進歩を目にするのが楽しみ」
フェラーリのカルロス・サインツJr.はサウジアラビアGP予選で3番グリッドを獲得。チームメイトののシャルル・ルクレールには再び敗北する形となったが、彼が語っていた追いつくための“実験“は実を結んでいるようだ。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
F1第2戦サウジアラビアGPの予選で、3番手となったフェラーリのカルロス・サインツJr.。彼はチームメイトのルクレールに追いつくための”興味深い実験”を思いついたと語っていたが、それは上手く進んでいるようだ。
サインツJr.は開幕戦でルクレールがレッドブル勢と戦いを繰り広げるなか、遅れをとってしまった。また第2戦の前には、新世代のF1マシンに適応すべく多くの作業が必要だとも語っていた。
そんなサインツJr.は、サウジアラビアGPの初日フリー走行では分析の末に発見した”興味深い理論”を試すつもりだと、明かしていた。
その結果が現れたのか、フリー走行ではルクレールの方が速さを見せていたが、予選Q1とQ2ではサインツJr.が最速タイムをマーク。ただQ3では新品のソフトタイヤの扱いに苦戦し、ルクレールが2番手、サインツJr.が3番手という形になった。
結果としては再びルクレールの後塵を拝したサインツJr.。しかし彼は前述のアプローチに手応えを感じているようだった。
「僕は(予選までに)色々と試してきていて、特に金曜日には様々なことを行なっていた」
Carlos Sainz Jr., Ferrari, in the post Qualifying Press Conference
Photo by: Carl Bingham / Motorsport Images
「もう少しクルマを”探って”みようとして、金曜日には普段よりもセットアップを弄ってみたんだ」
「今の僕にとって金曜日の走行は、マシンをより理解し自分の好みに近づけようとする、実験的な意味合いが強くなっている」
「予選では、僕は強さを発揮できるよう、すべてをまとめ上げただけだ」
「このペースを明日のレースで再現できるかどうかを確かめる必要がある。でも、できるはずだ」
「僕らがどんな進歩を果たしたのか、それを目にするのを楽しみにしているよ」
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