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サインツJr.、トラックリミット問題に持論「多くのサーキットが間違った方向に進んだ結果」

トラックリミットの取り締まりに関する論争に対し、マクラーレンのカルロス・サインツJr.はF1サーキットがいかに間違った方向に進化してきたかを浮き彫りにしたと話した。

Sparks kick up from Carlos Sainz Jr., McLaren MCL35

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 アルガルヴェ・サーキットで開催されたF1第12戦ポルトガルGPでは、FIAがトラックリミット違反を厳格に取り締まった。結果として、初日のフリー走行では計125回もラップタイムが抹消。2日目以降は、規制を一部緩和することになった。

 一方、同週末に行なわれたスパ24時間レースではトラックリミットの取り締まりが行なわれず、予選ではランオフエリアのクラッシュバリア手前まではみ出して走行するという奇妙なシーンも見られた。

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 F1とスパ・フランコルシャン双方がより良い解決策を模索している中、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)は、ワイドなラインで走るマシンへの対応に頭を悩ませることになったのは、アスファルトのランオフエリアを多用しすぎた結果だと語った。

「正直、スパで見たものよりもここ(ポルトガル)で見たものの方が良かった」

「スパに関しては、(トラックリミットの取り締まりがなく)彼らがやっていることや走っているコースが全く変わってしまっていた。いつものスパのコースとは何も関係がなかったんだ」

「僕の意見だけど、それはサーキットがやりすぎてしまったということを示している。スパはすでにグラベル(トラップ)を復活させるために、8000万ユーロ(約97億円)を費やしているようだ」

「僕たちが行くサーキットの多くが、FIAと同じく、間違っていたことに気づくと僕は考えている。ドライバーが限界を超えてプッシュしたり、ワイドに走ったりしないような自然物、グラベルや芝を取り除くという、間違った選択をしていたんだ」

「今後、今までのような方向に進み続けることはできないと気づいたサーキットにとって、スパがお手本になることを願っている」

 ポルトガルGPでは当初、ドライバーがターン1とターン4の外側の白線を完全にはみ出した場合、トラックリミット違反の対象としていた。しかしその後、規制が緩和され、白線の外側に設置された縁石を4輪全てが超えた場合のみ、違反とされるようになった。

 サインツJr.は、白線の内側にいるか外側にいるかを完璧に判断するのは、ドライバーにとってあまりに困難なことだったと振り返った。

「時速300kmで走っている時の白線は、ドライバーにとって判断できないほど幅が狭いんだ」

「僕たちは全てのコーナーでホワイトラインの内側にきっちり留まるようなすごい能力は持っていないんだ。常にミスをするものだし、白線を少し越え過ぎることもある」

「赤と白の縁石の方が、はるかに判断しやすい。時速300kmで走っていても、見つけやすいんだ」

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