アウディワークス化が近付くザウバー、技術陣を強化。レッドブルやマクラーレンで活躍したステファノ・ソルドをパフォーマンスディレクターに任命

キック・ザウバーは、パフォーマンスディレクターとして経験豊富なステファノ・ソルドを迎え入れ、技術体制の強化を図る。

Stefano Sordo

 F1カナダGP直後の6月10日、キック・ザウバーはパフォーマンスディレクターとしてステファノ・ソルドを起用することを発表した。

 2026年シーズンからアウディのワークスチームに生まれ変わるザウバーは、チームのパフォーマンスを高めるべく技術スタッフのテコ入れを行なった。新加入のソルドは、テクニカルディレクターを務めるジェームス・キーの直属として働くことになる。

 ソルドはこれまで、20年以上に渡ってモータースポーツの世界で活躍。レースエンジニアから空力部門の責任者まで幅広く務めた。レッドブル時代には2010年〜2013年の4連覇に貢献すると、その後移籍したマクラーレンでは車両パフォーマンス責任者を務めた。最近では、インディカーとIMSAに参戦するレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングでテクニカルディレクターを務めていた。

 こういった様々な経験を持つソルドには、ザウバーも期待を寄せている。ザウバーグループのCEOであるアンドレアス・ザイドルは、ソルドの加入に際して次のようにコメントした。

「ステファノの起用は、我々の技術部門の体制整備における重要なステップだ」

「ステファノは、勝てるチームに何が必要かを熟知しており、チームに豊富な経験をもたらしてくれる。また、過去にさまざまな役割を担ってきたことから、我々の技術部門の長所と短所を分析し、必要なことに対処するのに最適な人材だ」

「ヒンウィルには強力なテクニカルチームがあるが、アウディF1ワークスチームのデビューに向けた準備という我々にとって重要な時期が続く中で、ステファノの起用によってこれらのスキルを活用し、パフォーマンスにつなげることができるだろう」

 またソルド本人も、次のようにコメントを寄せた。

「ステークF1チーム・キック・ザウバーに加わり、同社が既に持ち合わせているパフォーマンスを引き出し、新たな高みに向かう上で直接的な影響を与えられる役割を担うことを、うれしく思う」

「このチームはその歴史において重要な岐路に立たされている。私はアウディとの冒険の先に待ち受ける挑戦を楽しみにしている。チームが掲げた目標は野心的なものだが、この組織内の全員が大きな自信を持っていると感じている」

 

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