ハースにベテランのリザーブはいらない!「僕たちで十分マシンの性能を引き出せている」とシューマッハー

ミック・シューマッハーは、ハースがマシン開発を進めるために経験豊富なリザーブドライバーを雇う必要はないと考えている。

ハースにベテランのリザーブはいらない!「僕たちで十分マシンの性能を引き出せている」とシューマッハー

 ミック・シューマッハーとニキータ・マゼピンのルーキーコンビで今季のF1を戦っているハースは、2022年シーズンもこのドライバーラインアップを継続する。チーム代表のギュンター・シュタイナーは、チームにベテランドライバーが加われば、ふたりの新人にとってもメリットになると話していた。

 シュタイナーは、現在のハースには速さやフィードバックという点でのお手本やベンチマークが欠けていると考えている。しかしシューマッハーはこの意見に懐疑的であり、自分とマゼピンはハースに必要なものを提供できているとの考えを持っているようだ。

 チームに経験豊富なリザーブドライバーがいることは価値があると思うか? そう尋ねられたシューマッハーはこう答えた。

「正直、僕たちはマシンの最大限の力を引き出していると思う」

「それ(ベテランドライバー)が必要だとは思わない。特にリザーブドライバーは走る機会があまりないんだ」

「もちろん、そういう人がいたことはないから、それがどんな効果を発揮するのか実際には分からないけど、さっきも言ったように僕たちはできる限りのことをしているし、いくつかの予選ではマシンの力を最大限発揮できていると思う」

 一方でシューマッハーのチームメイトであるマゼピンは、リザーブドライバーの起用に反対ではない様子。それについては、チームが決めるべきことだと語った。

「(チーム内で)そういう質問をされたことがない」とマゼピンは言う。

「ドライバーが決めることではないと思うし、僕はそれが正しいことだと思う」

「現状からさらなる手助けをしてもらえることは良いことだと思う。だから僕はどんな解決策でも受け入れるよ」

「でもチームのボスはギュンターだし、最終的には彼が決めることだ。僕じゃない。僕はまだ若いからね」

 当のシュタイナーは、リザーブドライバーを据えるかどうかは冬のシーズンオフの間に決定すると述べており、来シーズンのレギュレーションとも相談する必要があるという。というのも、来季からは金曜フリー走行で何度か若手ドライバーを起用することを義務付けるようなレギュレーションが制定されるかもしれないのだ。もしそれが施行された場合、ベテランのリザーブドライバーの走行機会はさらに制限されることになる。

「シーズンが終わった時、誰かが必要だということになれば、それを検討することになるだろう」

 シュタイナーはそう語った。

「参考となるようなドライバーは探してこなかったし、現在も探していない。もしそれがチームの成長に役立つと思えば、シーズン終了後に決断するだろう」

「ただ問題となっているのは、基準となるドライバーや経験豊富なドライバーを迎え入れた場合、若手の走行時間が限られることとなる。今は自由にテストをすることができないからね」

「一長一短といったところだが、それらを踏まえた上で私は言っている。(ベテラン起用の)可能性があるが、まだ決定した訳ではない」

 
 

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