セバスチャン・ベッテル、ハンガリー失格を今も悔やむも「もう少し燃料残量の許容範囲が広ければ……」

アストンマーチンF1のセバスチャン・ベッテルは、ハンガリーGPを2番手でフィニッシュしながら失格となったことを受け、燃料の最低残量に関する要件に対して、より寛容にするべきだと考えている。

セバスチャン・ベッテル、ハンガリー失格を今も悔やむも「もう少し燃料残量の許容範囲が広ければ……」

 アストンマーチンのセバスチャン・ベッテルは、F1ハンガリーGPでアルピーヌのエステバン・オコンと激しい首位争いを繰り広げた。最終的にオーバーテイクは叶わなかったものの、ベッテルは2番手でフィニッシュ……アストンマーチン加入後2度目の表彰台を手にしたかに思われた。

 しかしレース後の車検で、マシンにはFIAへの提出が義務付けられている1リットルの燃料が残っていないことが発覚。これによりベッテルは、レース結果から除外の処分が下った。

 チームは当初、マシンに十分な量の燃料が残っているはずだと主張し、裁定の取り消しを求めていた。しかしその後、燃料漏れが起きていたことが明らかになり、チームも抗議を取り消し。ベッテルの失格が確定した。

 ベッテルはマシンに定められた量の燃料が残っていなかったことを認めつつも、今回のような例外的な状況では、それも考慮に入れられるべきだと語った。

「振り返ってみれば、ルールがそのままであるなら、僕らが失格になるのは間違いないことだと思う」

 そうベッテルは語った。

「今回のことは、非常にほろ苦いことだった。僕が理解している状況から考えれば、僕だけが燃費に苦しんでいたわけじゃないと思うし、他の誰かに同じようなことが起きるのは誰も望まないだろう。もう少し許容範囲があるべきだと思う」

「しかし、白黒つける方法についてどう定めるのかは、僕には分からない。それは他の誰かが思いつくべきことだ」

 ベッテル曰く、チームはレース中に、燃料の問題がある兆候を確認していなかったという。そのため、レース後に結果から除外されるのは少しショックだったと語った。

「チームとしては、素晴らしい結果であり、多くのポイントを獲得できたはずだ。そういう意味では非常に残念だった」

「でも、僕らにできることはあまりなかったと思う。レース中は燃料をコントロールできていると思っていたからね」

「何かが正しくないかもしれないということが分かったのは、最後の1周だったと思う」

「燃料がマシンにないということを知った時は、とても驚いた。受け入れ難いが、それもルールだ。受け入れなければいけない。僕らは多くのポイントを手にできるはずだったから、重要な1日だった。でも、まだ多くのレースが残っているから、そこからポイントを搾り取るつもりだ」

 ベッテルは失格処分となり、トロフィーとポイントを失うことになったが、それでも満足できる部分もあったと語った。

「僕は表彰台に立ったし、盛り上がったレースだった。でもその後で、ポイントやトロフィーなど、報酬を受け取ることは許されなかった」

「それはそれは、大きな失望だった。でもその瞬間、僕はそこにいて、すごく興奮していた……素晴らしい1日だったんだ」

「振り返ってみれば、良い思い出もあるけど、失格になったことを考えれば、確かに後味は少し悪いね」

 

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