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油断ダメ、ゼッタイ。マクラーレン代表、F1オーストラリアGPでは好調も「まだ望んでいた位置にいない」

マクラーレンのアンドレアス・ザイドル代表は、チームはF1第3戦オーストラリアGPでは好結果を手にしたものの、それは外的要因が大きかったとして、今後も油断してはいけないと気を引き締めた。

Andreas Seidl, Team Principal, McLaren

写真:: Carl Bingham / Motorsport Images

 マクラーレンでチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、オーストラリアGPで好結果によってチームは油断してはならないと語る。

 昨年コンストラクターズランキングで4位に入ったマクラーレンだが、今季は開幕戦バーレーンGPでは大きく後方に沈み、第2戦サウジアラビアGPでも予選Q3へ進出することはできなかった。マクラーレンはプレシーズンテストで速さは見せたものの、ブレーキなどの信頼性の面を中心に懸念もあり、それが現実のモノとなった格好だった。

 しかし、第3戦オーストラリアGPでは一気に好調に転じ、ダニエル・リカルドとランド・ノリスの両ドライバーがQ3進出。レースでも好位置を保ち、5位と6位でチェッカーを受けた。

 オーストラリアGPでの大量得点により、コンストラクターズランキングでも4番手まで浮上したマクラーレン。チームの競争力が一気に戻ってきたようにも見える。

 しかしザイドル代表は、オーストラリアGPの舞台となったアルバート・パーク・サーキットがマクラーレンの『MCL36』と相性が良かったという点を挙げ、好成績も油断してはいけないと述べた。

「パフォーマンス不足に気がついて以降、できるだけ早く分析を行ない、どうすればパフォーマンスを改善できるかを研究することが重要だった」とザイドルは言う。

「今は『明確な改善計画を手にしている』と口にできるのが非常に嬉しい。段階を踏んで、マシンのパフォーマンスを向上していくことについては、もう少し時間がかかりそうだ。野心的であっても、油断してはいけない。ただし重要なのは、我々には明確な計画があり、今はそれを実行に移すことだ」

 刷新された2022年レギュレーションの最初で躓いたチームがパフォーマンスを取り戻すためには、予算制限と風洞・CFD実験の時間制限というふたつの障壁をクリアする必要がある。つまり、パフォーマンス向上に繋がる可能性が最も大きいアップデート計画を選び出し、そのアップデートをいつ投入すべきかを慎重に検討する必要があるのだ。

「正確にいつ投入するのか、あまり細かいことは言いたくない」とザイドルは言う。

「管理しなくてはいけないパラメータが異なるからね」

「予算制限も考える必要がある。現在では風洞の時間にも制限があるから、それを考慮する必要がある。それをまとめ上げることも求められるのだ」

Lando Norris, McLaren MCL36

Lando Norris, McLaren MCL36

Photo by: Carl Bingham / Motorsport Images

 ザイドルはMCL36に足りない部分については多くを語ろうとしなかったが、アルバート・パーク・サーキットはMCL36が苦手とする低速コーナーが少ないことで、中団勢に比べて良いパフォーマンスを発揮できたとも認めている。

「ここには主に3つの要素がある」とザイドルはオーストラリアGPでのチームの躍進について語った。

「まず、ここで行なった小さなアップデートが功を奏した。また、流れるようなコースレイアウトが現状の我々のマシンパッケージに合っていた」

「そしてサウジアラビアでマシンについて改めて学び、そこで得たモノをここで活かすことができた。それにより、予選だけでなくレースでも競争力を高められたのだ」

「このことはチームのみんなにとって、ハードワークを続けるための大きなモチベーションになっている。現在のパッケージで改善し、トップ10を狙える位置にいるのだから」

「今年のシーズンスタートから一歩前進することができたが、チームとして望んでいた位置ではないことは明らかだ。今は興奮しすぎず落ち着いて、ハードワークを続けていく」

 
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