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フェラーリお家騒動で予定が狂った? マクラーレン、ザイドルのザウバー移籍が当初は2026年見込みだったと明かす

2023年にマクラーレンからザウバー・グループへの移籍が決まったアンドレアス・ザイドル。マクラーレンのザク・ブラウンCEOによると、この移籍は当初なら2026年に実現する予定のモノだったのだという。

Andreas Seidl, Alfa Romeo

Andreas Seidl, Alfa Romeo

Sauber

 12月13日、F1に参戦するザウバー(現アルファロメオ)は2023年からCEOに現マクラーレン代表のアンドレアス・ザイドルが就任すると発表した。ただマクラーレンによると、当初この移籍は2026年に実現する見込みだったようだ。

 フェラーリが11月末にマッティア・ビノットの代表退任を発表したことで、F1界では代表の人事に注目が集まることになった。12月13日には、噂通りザウバーで代表兼CEOを務めるフレデリック・バスールのフェラーリ加入が発表され、それに伴う地すべり的な人事も合わせて公表された。

 ザウバーは次なるCEOとして、現マクラーレンのアンドレアス・ザイドルを起用すると発表。マクラーレンは後任として、チームでレースディレクターを務めてきたアンドレア・ステラを指名している。

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 ザウバーのザイドル獲得は、2026年からのアウディとのワークス関係スタートを前にしたチームの地固めにつながるものだと考えられている。ただ、この移籍はフェラーリのお家騒動をきっかけに、当初の予定よりも早まったということが、マクラーレン側から示されている。

 マクラーレングループのザク・ブラウンCEOは、13日にメディアの取材に応えると、ザイドルからは2026年のザウバー移籍について以前から話があり、今回のバスール代表の移籍をきっかけに、早期離脱で合意したのだと明かした。

「アンドレアスはシーズン中に、2025年末の契約終了時に他のチームへ移るつもりだと私に伝えていたんだ」

「行き先は非常に分かりやすいものだったが、彼のバックグラウンドを考えれば十分に理解できるものだった」

「その時は、我々としても当分関係を継続するつもりだった。関係は非常に良好だったし、彼の仕事ぶりも非常にしっかりしているからだ」

Andrea Stella, F1 Team Principal McLaren, Zak Brown, CEO, McLaren Racing

Andrea Stella, F1 Team Principal McLaren, Zak Brown, CEO, McLaren Racing

Photo by: McLaren

「我々の考えとしては、シーズンの終わりに2025年にこの件を発表するというものだった」

「公表もするつもりだったが、その時はまだ最初に声をかけるつもりだったアンドレア・ステラが後任となってくれるかは、確信がなかった」

「そして、フレッド(編注:バスールの愛称)がフェラーリへ加入すると明らかになった際、10年来の友人の(ザウバーのオーナーの)フィン・ラウシングが、アンドレアス・ザイドルを早期に手放す可能性について話し合えないかと電話してきた」

「私の反応だが、もしアンドレアがチーム代表として加わることに満足しているなら、今すぐにその人事があってもいいと答えたよ。それで、皆が近い将来にしっかりとした基盤に落ち着くことが出来ると思った」

「良い話し合いのあと、アンドレア・ステラはすぐにこの役割を受け入れてくれた。その結果、我々は前進するためにしっかりとしたポジションに立つことができた」

「アンドレアはチームを前進させる上で、常に上位の候補だった。そのため、こうもスピーディーに話がまとまったんだ」

 なおブラウンCEOは、ザイドルの早期退任と移籍についての詳細について明らかにすることはなかったが、F1チームから上級スタッフが移籍する際にしばしば発生する“ガーデニング休暇”が、ザイドルにはないことは明かしている。

「我々は素晴らしい関係を築いている」

「多くのチームが(スタッフの移籍で)ガーデニング休暇という手札を使っていることは分かっている。だが、マクラーレンとして示してきたように、ドライバーであれスタッフであれ、誰にとっても可能な条件で関係を解消する方法はあると思う」

 
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