ペレス、レッドブルで失った自信をキャデラックで取り戻す「結局、実力を発揮するには適切な環境が必要」
セルジオ・ペレスは、レッドブル時代の苦戦で「自分に問題があるのかもしれない」と感じていたが、キャデラックに加入して疑念を払拭できたと語る。
キャデラックのセルジオ・ペレスは、自身が今もトップレベルのF1ドライバーであることを今季「証明できた」と語った。
ペレスは2021年からレッドブルに加入し、チームの2度のコンストラクターズタイトル獲得にも貢献した。しかし2024年シーズンの中盤戦以降から成績が急降下。同年末にチームを追われるような形で離脱した。一方、チームメイトのマックス・フェルスタッペンは扱いが難しいとされるRB20でワールドチャンピオンに輝いたため、ペレスの自信は失われていった。
1年の休養期間を経て、新規参入チームのキャデラックからF1復帰を果たしたペレスは、同じくベテランドライバーであるバルテリ・ボッタスとコンビを組んでいる。チームはオペレーション上の問題もあり序盤は結果が伸び悩んでいるものの、ペレス自身は予選パフォーマンスでボッタスに勝ち越すなど、好調なスタートを切っている。
ペレスは、自分がまだ世界のトップドライバーの一員として活躍できることを再認識できたという。また、レッドブル時代の不振は自分自身だけでなく、チーム内の状況や、ペレス側のピットガレージにかかっていたプレッシャーの大きさなど、様々な環境要因も大きかったと振り返る。
「レッドブルでの最後の半年だけを見れば、自分がトップドライバーのひとりだとは思われないだろう」
ペレスはそう語る。
「でも当時自分が置かれた状況を理解し、今のチームで自分が出せているパフォーマンスを見れば、僕がベストドライバーのひとりだと分かるはずだ」
「結局のところ、自分の実力を発揮するには適切な環境が必要なんだ。そういう意味で、復帰して自分に対してそれを証明できたことはとても嬉しい。ドライバーとしては、自分に対する自信を持ちたいものだからね。レッドブルでの最後の時期の苦戦は、自信を大きく損なった」
またペレスは、自身の実力を再確認できた具体的な瞬間はあったかというmotorsport.comの問いに対し、昨年11月にイモラでフェラーリのマシンを用いて行なったキャデラックでのテストを挙げた。
「(しばらく)何にも乗っていなかったのに、フェラーリに乗って10周以内で速く走れた時だね」
「ここ3、4戦で見せているパフォーマンスを考えると……予選もレースペースも含めてだが、自分に速さは常にあったんだと感じている」
「ドライバーとして様々な問題を抱えていると、自分ではコントロールできない要素も多い。今回の経験は自信を大きく高めてくれたし、同じような状況にいる他のドライバーにとっても見本になると思う」
「苦しいと『自分が問題なんじゃないか』『昔ほどの力がないんじゃないか』と思ってしまう。でも結局は、周りの環境がすべてなんだ」
【PR】2026年のF1™を見るならFOD。至極の体験『F1® TV』連携プランも!
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。