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アブダビGP序盤、DRS使えず……原因はデータサーバーのクラッシュ

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アブダビGP序盤、DRS使えず……原因はデータサーバーのクラッシュ
執筆:
2019/12/03 2:19

F1最終戦アブダビGPの決勝レース序盤にDRSが使えないという問題が生じたが、これはレースコントロールのデータサーバーがクラッシュしたことが原因だった。

 F1の決勝レースでは、基本的には3周目からDRS(ドラッグ・リダクション・システム)の使用が解禁される。このDRSは、作動させることによりリヤウイングにおける空気抵抗を減らし、最高速を増すことでオーバーテイクしやすいようにするためのギミック。前を行くマシンの後方1秒以内に迫った場合のみ、作動させることができる。

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 しかし今年のF1最終戦アブダビGPでは、レース序盤にこのDRSが使用できない旨がアナウンスされた。その原因は、レースコントロールがマシンにシグナルを送ることができなかったこと。結局システムが復旧したのは18周目で、その後レース終了まで問題なく使うことができた。

「基本的には、データサーバーのクラッシュが原因だった」

 F1のレースディレクターであるマイケル・マシはそう語った。

「全てが問題なく作動しているということに100%自信が持てるようになるまでは、全てを無効にした。しかし正しいデータが正常にやり取りできるようになった後、再度有効にしたのだ」

「全てが順調に機能していることを確認するため、FIAとF1グループでは協力し合って、様々なチェックを実施した。自信が持てるようになるまで、我々はそれを作動させるつもりはなかった」

「マシンに送るDRSのシグナルについて、確実に送信することが、事実上できなかったのだ」

「我々は正しく作動していること、安定した状態で作動していること、そして送信されている内容が正しいと確信できることを確認した。それに満足できた後に、DRSを有効にしたのだ」

 もしDRSを無効にしていなかったらどうなっていたのか? それについて尋ねられたマシは、次のように語った。

「収拾のつかない状態になったわけではないだろう。正直に言うと、その正確な影響については、私も考えたくはないよ! しかし実際の予防措置は、直ちに無効にすることだった」

「バックアップは確かにある。しかしまずは、最初に起きた問題が何であったのかを、実際に把握することが重要だった。そして誰もが知っているように、あらゆるバックアップシステムでは、ラグが生じる」

 過去には、ある特定のマシンにだけ、DRSのシグナルが送れないというトラブルが発生したこともあった。

「1台のマシンにのみ問題が発生した場合、それははるかに簡単に確認することができる。しかし20台ものマシンがトラブルを抱えていれば、それを維持するのは不可能に近いだろう。そのため、DRSを無効にするという決断を、すぐに行うことができたのだ」

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この記事について

シリーズ F1
イベント 第21戦アブダビGP
サブイベント Race
執筆者 Adam Cooper