レッドブル・ホンダ、バーレーン苦戦の原因はセットアップのミス?
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、バーレーンGPでの期待外れのパフォーマンスは、マシンのセットアップミスが原因だったと語る。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、バーレーンGPを4位でフィニッシュした。彼は1周でのアタックラップはうまくいかなかったものの、レースではしっかりと走ることができたと語る。また、レースではテストで確認された問題が浮き彫りになったと語ると共に、風の影響も大きかったとした。
「僕らはテストで多くのことを理解していた。そして残念ながら、その週末を通じてセットアップの面で間違いを犯していたことが分かった」
フェルスタッペンはそう語った。
「僕らが見つけた限りは、そういうわけだ」
フェルスタッペンはそのミスについて、”十分に大きい”と語った。そしてそれは”メカニカル”面のセットアップにあり、チームメイトのピエール・ガスリーのマシンにも大きな影響を与えていたようだ。さらに全てが完璧だったならば、レッドブルは前を行くマシンに近くことができていたはずだとフェルスタッペンは語る。
「もしマシンの良いバランスを見つけることができていれば、僕らはもっと近くで戦うことができただろうと思う。間違いなく、バーレーンで3位に入ることはできたはずだ」
「とにかく、週末を通じて風が強かった。そして僕はバランスに満足できなかった。常にそれを手に入れたいと思っていたけど、決してそれを得ることはできなかったんだ。でも、なぜバランスを取ることができなかったのか、それを理解することができたんだ」
「もしも、僕らがそうだったように、セッティングに問題があった場合には、マシンの中で好きなように何でもできたとしても、常に同じような問題を抱えることになっただろう」
このセッティングのミスは、チームがソフトタイヤに苦しんだこととは関係ないと、フェルスタッペンは語る。
「それはまた別の話だ。でも一般的には、さらに悪影響を及ぼすだろう。ソフトタイヤを履いた時にマシンが滑ってしまえば、タイヤは間違いなくオーバーヒートしてしまうからね」
「でも僕らはどちらのタイヤでも遅すぎた。だから、そのことが最終的に大きな問題だったとは思わない」
フェルスタッペンは、この問題は中国GPでは解決できると自信を見せる。
「それは簡単な修正だった。僕らがバーレーンで間違えたことはね。でもその後、残りの部分がどんな挙動を示すのかを、確認する必要がある」
「今回はまた別のグランプリだ。だから多くのことが起きる可能性がある。僕らは、全てがコントロール下にあることを確かめなければいけないんだ。そしてその次に、僕らにどれほどの競争力があるかということを確認する」
興味深いことにフェルスタッペンは、今年のマシンは今までで一番扱いにくいクルマなのかと尋ねられた際、そんなことはないと否定した。
「正直言ってノーだ。マシンに乗った時には快適に感じる。そして、僕はできる限り速くドライブすることができる。例えば以前のマシンでは、オーストラリアでは4位なるためにかなり良い仕事をした。バーレーンで5位だったとしても、本当に満足していたんだ」
「現時点では、本当に速いわけではない。でも前にも言ったように、僕らはバーレーンでの問題のいくつかを見つけた。マシンを快適に感じる……それは悪いことじゃない。このマシンの方が、昨年のマシンよりも快適に感じられるんだ」
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