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ヒュルケンベルグ、ペレスの代役としてF1復帰! “古巣”レーシングポイントをドライブ

ニコ・ヒュルケンベルグが、新型コロナウイルスに感染したセルジオ・ペレスの代役として、レーシングポイントからF1イギリスGPに出走することとなった。

Nico Hulkenberg, Racing Point RP20, climbs into his car

写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 7月30日(木)に新型コロナウイルス陽性と診断され、F1第4戦イギリスGPを欠場することとなったセルジオ・ペレス(レーシングポイント)。その代役が誰になるのか注目を集めていたが、昨年までF1にレギュラー参戦していたニコ・ヒュルケンベルグが起用されることとなった。

 レーシングポイントはペレスの陽性が判明すると、代役としてニコ・ヒュルケンベルグを起用する方向で素早い準備を進めていた。ヒュルケンベルグは30日にすぐさまイギリスへ飛び、シルバーストンに到着していたが、新型コロナウイルスの検査結果が出るまではパドックに入ることができず、時間との戦いとなっていた。

 しかしながら、ヒュルケンベルグは木曜夜と金曜朝に行なわれた2回の検査で陰性であることが明らかとなり、金曜フリー走行のセッションに間に合った。

 ヒュルケンベルグは、レーシングポイントの前身であるフォースインディアに計5シーズン在籍し、その内4シーズンはレギュラードライバーとしてシーズンを戦った。2017年からはルノーに移籍したが、2019年シーズンを最後にシートを失っていた。

 ヒュルケンベルグにとってレーシングポイントは古巣チームだが、印象的なピンク色に塗られたマシンをドライブするのは初めて。また同チームは今季、メルセデスに肉薄するほどの速さを見せており、F1キャリア179戦で一度も表彰台の経験がないヒュルケンベルグにとっては、思いがけない形でチャンスが転がり込んできた格好だ。

 

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