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今年もSFで1台体制継続のB-Max、外国人ドライバーとの交渉は難航。カレンダー等の問題もあり「選択肢として選んでいただくのが難しい」

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2026年新規則到来、“出会いと別れ”の時……次期F1マシンはポーパシングから卒業しても新たな落とし穴に直面する?

2026年の新規則F1マシンではポーパシングやバウンシングといった問題が過去のものとなるが、新たな落とし穴に注意する必要がありそうだ。

F1 concept

写真:: FIA

 メルセデスのトラックサイド・エンジニアリング・ディレクターであるアンドリュー・ショブリンは、技術規則が大きく変更される2026年のF1マシンの新たな“落とし穴”について指摘した。

 2022年にF1がグラウンドエフェクトカーに回帰してから4年。来季からはレギュレーション変更によって、F1マシンはフロア形状が2021年までのマシンにより近くなる……つまりグラウンドエフェクトの効果は薄まるわけだ。これによりフロアの前端からディフューザーにかけてよりフラットな形状となり、車体下の気流の特性を鑑みても、現行マシン投入初期に多くのチームが苦しめられたポーパシングやバウンシングといった上下動の発生は大幅に抑制される見込みだ。

 以前はポーパシング、バウンシングの原因についてさまざまな説が飛び交ったが、現在では「車体下面を流れる空気の渦が荷重によって崩壊すること」が原因だとされている。この渦の崩壊によって車体が跳ね上がり、ダウンフォースを回復することでまた地面に近付く……そういう周期的な上下動に陥ってしまっていたのだ。

 ショブリンは、たとえ来年のマシンで似た現象が発生したとしても、チームはすでに十分な知見を蓄積しており、より容易に対処できるだろうと述べた。ただし、エンジニアたちが新規則車両の限界を探っていく中で、各チームが何らかの“落とし穴”にはまることは避けられないと予想している。

「どんなときでも落とし穴は存在するし、自分たちの仕事に失望するチームも必ず出てくる。新しいレギュレーションが単純明快だと思って臨むことは絶対にない」

 ショブリンはそう語る。

「次のレギュレーションは、今のひとつ前の世代に回帰するような方向であり、ポーパシングに悩まされた現行世代初期のようなことが起きる可能性は低いだろう」

「仮に同様の問題が発生したとしても、これまでに培った知識や開発した解析ツールを使えば、はるかにうまく対応できるはずだ」

「新たなフォーミュラカーでバランスを取るのは常に難しい挑戦だ。シミュレータ上で研究はできるが、実際に走らせてみるまではどのような挙動を示すか正確には分からないんだ」

 さらにショヴリンは、メルセデスのドライバーであるジョージ・ラッセルが指摘した「来年はバッテリーの充電状態やパワーユニットにばらつきが生じ、より意外な場所でオーバーテイクが起きるかもしれない」という見解についても考察した。彼は回生エネルギーの使い方により戦略の幅が広がるとしつつも、ドライバーは早くにエネルギーを使い切らないように注意する必要があるだろうと述べた。

「確かに、エネルギーの不足は大きな要因になる。できる限り多くのエネルギーを回収するために、あらゆる工夫をしなければならない」

「ただし、その状況はグリッド全体で起きるだろう。使えるエネルギーが限られていることで、どこで使うかを工夫する戦略的チャンスが生まれる」

「例えば、ラップの序盤で簡単に抜ける場面があっても、そこで使いすぎるとラップの後半で抜き返されるようなことが起きるだろう」

「必ずしもパフォーマンス面で極端な差が出るとは思わないが、レース戦略を左右する要素という意味では、重要なものになるだろうね」

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