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新安全基準ヘルメット、一部間に合わず。旧型でテスト参加のドライバーも?

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新安全基準ヘルメット、一部間に合わず。旧型でテスト参加のドライバーも?
執筆:
2019/02/13 5:27

2019年のFIA安全基準の認定が間に合わず、数人のドライバーが旧仕様のヘルメットでテストに参加しなければならないかもしれない。

 F1はドライバーの頭部保護をさらに高めるため、2019年から新しいヘルメット規格を導入したが、メーカーによってはオフシーズンテストに新ヘルメットが間に合わない事態になりそうだ。

 バイザー開口部が10mm狭まるほか、耐クラッシュ性能、耐貫通性能が高められた新しい8860-2018規格の研究開発段階には、現在F1ドライバーにヘルメットを供給している4社のサプライヤー全てが携わっていた。

 しかしアライは、FIAの性能試験の一部に合格したに留まり、まだ公認が下りていないようだ。

 motorsport.comの調べによれば、新しい安全基準を満たしていることを確認するため、製品試験および評価が必要となることから、オフシーズンテストには公認が間に合わないようだ。

 アライは今シーズン、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とダニエル・リカルド(ルノー)、そしてレッドブルのマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーにヘルメットを供給する予定だ。

 同社は、3月17日に決勝が行われる開幕戦オーストラリアGPでのレースまでに間に合うように公認が行われると期待しており、「まだ正式に公認されていませんが、社内テストによって製品の品質は保証されています」とのコメントも出されている。

 また、他のサプライヤーもオフシーズンテストに新ヘルメットが間に合わないかもしれない。

 昨年夏に新規格の発表が行われた際、対応バージョンのヘルメットを合わせて披露していたスティーロのみが、全サイズの公認を得られているようだ。

 FIAの最新リストによると、4人にヘルメットを供給するシューベルトはミディアムサイズしか公認されていない。

 最多のドライバー10人にヘルメットを供給するベルは、サイズ54〜56+までの公認を得られているが、ウェブサイトには最大で61+というサイズまでラインアップされている。

 公認が得られていないサイズのヘルメットを使用するドライバーには、影響がおよびそうだ。

 オフシーズンテストにおいては、チームとドライバーがFIAのF1競技規則のテスト規定に従っていればよく、その中にはヘルメットの必要条件はカバーされていない。そのため、開幕前の段階でヘルメットの安全基準はグレーゾーンとなる。

 普段使用しているヘルメットのメーカー・サイズの公認がなされていない場合、ドライバーが昨年仕様のヘルメットを使うのか、まだ公認が得られていない2019年仕様のヘルメットを使うのか、はたまた他メーカーの承認済みヘルメットを使うのかは不明だ。

サプライヤー

公認の状態

2018年の使用状況

スティーロ

全サイズ公認済み

ボッタス、ストロール

ベル

公認済み サイズ54, 55, 56, 56+

ライコネン、ルクレール、マグヌッセン、グロージャン、ハミルトンアルボン*、ラッセル*、ノリス*、クビサ**、ジョビナッツィ**

シューベルト

ミディアムサイズのみ公認

ヒュルケンベルグ、サインツ、ペレス、クビアト(2019年から)

アライ

未公認

ベッテル、リカルド、フェルスタッペン、ガスリー

* F2で使用

** F1テストで使用

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シリーズ F1
執筆者 Scott Mitchell