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F1南アフリカGP、早ければ2023年に復活か? F1首脳陣がキャラミ関係者と会合へ

F1南アフリカGPの復活に向け、F1首脳陣とキャラミ・サーキットの主催者が話し合いを行なっている。早ければ2023年の開催カレンダーに加わる可能性もある。

Nigel Mansell, Williams leads at the start of the race

写真:: Sutton Images

 F1南アフリカGPの復活に向けた話し合いが、F1とキャラミ・サーキットの主催者との間で行なわれていることが明らかになった。交渉がうまく進めば、早ければ2023年にもF1開催カレンダーに加わる可能性がありそうだ。

 南アフリカGPでのグランプリは、以前にも開催されていた。直近では1993年で、ウイリアムズのアラン・プロストが勝利を収めた。

 南アフリカGPは1962年に初開催。その後は何度かの非開催や非選手権戦での開催を挟み、1985年まで定期的にレースが行なわれてきた。ただ、南アフリカ政府のアパルトヘイト政策への抗議として、この1985年限りで同グランプリの開催が中断。次に開催されたのが1992年だった。ただ復帰した後はわずか2年の開催のみで終わり、現在に至っている。開催地は当初はイースト・ロンドンサーキットだったが、1967年以降はキャラミ・サーキットとなっている。

 F1は全ての大陸でグランプリを開催することを目指しており、その一環として南アフリカGP復活の可能性についての話し合いも進められてきた。

 F1のCEOであるステファノ・ドメニカリは、アゼルバイジャンGP後に南アフリカを訪れ、キャラミ・サーキットの関係者やそのほかの利害関係者と直接会い、グランプリの復活に向けた話し合いをさらに推し進める予定だ。

 南アフリカGPは、2024年の復活を目指して議論が行なわれてきた。しかし交渉がうまく進めば、早ければ2023年にも南アフリカGPが復活する可能性があるという。

 ただ南アフリカGPが復活すれば、現在開催されているグランプリのいくつかが消滅してしまう可能性がある。

 コンコルド協定では、年間24戦が開催数の上限とされている。今季は22戦が組まれているが、カタールGPは昨年の初開催に続き、来年から10年間の開催契約を結んでいる。また11月にはラスベガスGPも予定されており、今季は新型コロナウイルスの影響により開催されない中国GPも、復活する見込みだ。ここに南アフリカGPが加われば合計26戦……現在のレースのうち2レースを削減しなければならないのだ。

 現時点では、フランスGPは今年限りになる可能性が高い。またスパ・フランコルシャンでのベルギーGPについても、疑問符がつけられている。

 F1のレースプロモーションのグローバル・ディレクターであるクロエ・ターゲット-アダムスは、アフリカ大陸での開催復活は「我々が長年にわたって取り組んできたもの」だと語った。

「新型コロナは、我々がレースを迅速に開催できるということを示しました。しかし実際には、戦略的に開催したい場所にたどり着き、そこでこのスポーツを構築し、ファンを育てるために、数年のプロセスが必要です」

「アメリカはまだ我々の視界にあります。アフリカとアジアは、我々にとって必要な場所だと思います。新型コロナにより中国で起きたことを見ると、おそらく3年間その市場から離れるということになるでしょう。来年もまだ疑問符が付けられています」

「アフリカとアジアは、私が短期的もしくは長期的に焦点を当てているエリアです。またヨーロッパでどうレースをしていくかということも大きな問題です。スポーツの中心を、確実に維持しなければいけません」

「多くの地域がレースの開催を望んでいます。そういうポジションに立てるのは、素晴らしいことです。そのことは、戦略的かつ成長を主に考えた開催カレンダーと作り上げる最高のチャンスを与えてくれます。我々は何年もの間、それを行なうことができたんです」

 
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