大規模改修が進むスパ・フランコルシャン、現地写真が公開。2輪レースに対応するため、ランオフの一部をグラベルに

スパ・フランコルシャンは改修中のサーキットの写真を公開。大規模改修の全容が明らかとなってきた。

大規模改修が進むスパ・フランコルシャン、現地写真が公開。2輪レースに対応するため、ランオフの一部をグラベルに

 ベルギーの著名なサーキットであるスパ・フランコルシャンは、安全性向上と2輪レース開催のためのホモロゲーションを取得するため、大規模な改修を実施している。この度、作業が進むサーキットの写真が公開された。

 11月15日に着工したこの改修作業には約8000万ユーロ、日本円にして約104億円もの費用がかかるとされている。ただこの工事は、F1を含めたトップカテゴリーを長期的に開催することににおいては、大いに役立つはずだ。

 スパは今後、F1やWEC(世界耐久選手権)、スパ24時間にとどまらず、2輪のFIM耐久世界選手権の1戦として24時間レースの開催を希望するなど、多くの大規模イベント開催を目指している。

 特に2輪の24時間レース開催に向けては、FIMのライセンスを取得するためコース改修が必要であり、多くのランオフエリアが見直された。その結果、ランオフエリアが拡大されたり、グラベルトラップが設置されるといった対処がなされることになった。

 また安全対策の一環として、スパは新しいグランドスタンドの建設にも取り組んでいる。これに伴い、オー・ルージュとパドックを見下ろすことができた有名な建物“シャレー”も取り壊されることになった。

Spa-Francorchamps track work in progress

Spa-Francorchamps track work in progress

Photo by: Circuit Spa-Francorchamps

 1コーナーのラ・ソースからオー・ルージュにかけての区間はあまり変更されていないが、ラ・ソース外側のランオフは一部アスファルトからグラベルに変更されている。また旧ピットの反対側のグランドスタンドも取り壊され、ここに新しいグランドスタンドとVIPエリアが建設される予定だ。

Spa-Francorchamps track work in progress

Spa-Francorchamps track work in progress

Photo by: Circuit Spa-Francorchamps

 ケメルストレート、レ・コームを通過した後の、下りの右カーブとなっているブリュッセル。ここでもラ・ソース同様にランオフエリアの一部がグラベルとなる予定だ。

Spa-Francorchamps track work in progress

Spa-Francorchamps track work in progress

Photo by: Circuit Spa-Francorchamps

 超高速の左カーブであるブランシモンに関しては、外側のバリアを後退させ、ランオフエリアを拡大する工事が行なわれている。ここもアスファルトの大部分がグラベルとなる予定で、タイヤバリアの向こう側にはサービスロードが建設される。

 
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