ダニエル・リカルドが語るF1マシンの”フィーリング”。馴染みあるモノでないと「自信を持って攻められない」

ダニエル・リカルド(マクラーレン)は、よく話題に上がる”F1マシンのフィーリング”がどういうモノであるのかということについて解説。自信を持って攻めるためにも、そのフィーリングを掴むことが重要であると語る。

ダニエル・リカルドが語るF1マシンの”フィーリング”。馴染みあるモノでないと「自信を持って攻められない」

 マクラーレンのダニエル・リカルドが、F1マシンをドライブする際のフィーリングについて説明した。

 リカルドは昨年限りでルノーを離れ、今季からマクラーレンに加入。しかし同チームのマシンに慣れるのに苦しみ、チームメイトのランド・ノリスがここまで113ポイントを獲得してドライバーズランキング3番手につけているのに対し、リカルドはわずか50ポイント獲得のランキング9番手に沈んでいる。

 そのリカルドは、F1ドライバーがマシンからどんなフィーリングを感じているかについて、次のように説明した。

「マシンのフィーリングは……それはシンプルなことなんだ」

 そうリカルドは語る。

「それは、僕らがお尻や手で感じるモノだ。僕らはマシンに縛り付けられているようなモノだ。だからマシンと一緒に移動する。文字通り、僕らはマシンと一体なんだ」

「だからマシンがどんな動きをしても、僕らは自分の身体を通じて感じることになる。でも、マシンから僕らにとって快適なフィーリングや馴染みあるフィーリングではないモノを感じ取った場合には、正しい形で反応するのは難しい」

 今季マクラーレンに加入したリカルド。しかしマシンに慣れるのに苦しみ、チームメイトのランド・ノリスに差をつけられている状態だ。これについてもリカルドは、マシンから感じるフィーリングが、これまでとは違っていることによって苦しんでいると語る。

「ご存知の通り、僕らは一歩遅れているような状況だ。マクラーレンは、僕にとってはこれまでとは異なるフィーリングだった。僕にとっては少しばかり新しい感触だったんだ。それに慣れようとしている」

 そうリカルドは説明する。

「最初に感じたのは、それはまるでディフェンスのようなモノだ。何かを感じて、防御策を組み立ていくようなことに似ている。そう言うことが、説明する上でのひとつの方法だと思う」

 今のF1では、データを比較することで、同じマシンに乗る他のドライバーとの差を明確に知ることができる。しかしそれを知ったところで、実際に修正するのは簡単ではないとリカルドは語る。

「確かに、そう(チームメイトと同じように)するべきなんだろう。でも、それは必ずしも簡単なことではない。繰り返しになるけど、しっかりとフィーリングを感じることができなければ、自信を持って走ることができない」

「もし自信を持てなければ、『そんなことできない』と感じてしまい、スピンしてしまうか、早くブレーキをかけなければいけないと考える。つまり全てのことは、フィーリングに起因しているんだ。そしてもし、マシンを自信を持ってドライブすることができたのなら、次のレベルを見つけることができる」

「でもその一方で、それぞれのドライバーは少しずつ異なるスタイルを持っている。だから同じ形でマシンをセットアップしても、同じ結果が得られない可能性もある。だからマシンに対して、自分の強みを活かせるようにするためには、常にうやるべきことがある。それはとても複雑だ……F1マシンはとても複雑なんだ」

 

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