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フィッティパルディ、アンドレッティがF1参戦なら”大歓迎”「実現すれば、とても嬉しいことだ」

F1王者経験者であり、CARTでもチャンピオンに輝いたエマーソン・フィッティパルディは、アンドレッティがザウバーを買収してF1に参戦するという噂が現実のモノとなれば、実に喜ばしいことだと語る。

Michael Andretti, Chief Executive Officer & Chairman of Andretti Autosport

Sam Bloxham / Motorsport Images

 アンドレッティ・オートスポートが、ザウバー/アルファロメオを買収し、F1に参入することを目指していると言われる。これが実現すれば、ハースに続きアメリカ国籍ふたつ目のチームが誕生するということになるが、F1王者経験者のエマーソン・フィッティパルディは、この動きを歓迎している。

 アンドレッティ・オートスポートは、CART王者であり、元F1ドライバーでもあるマイケル・アンドレッティが創設したチームであり、インディカー・シリーズを中心に活動。フォーミュラEにはBMWと組んで参戦した。

 マイケル・アンドレッティの父親であるマリオ・アンドレッティと同時期に現役時代を過ごしたフィッティパルディは、ブラジル人ドライバーでありF1での活動も長かったが、F1から退いた後はアメリカに活動の拠点を移してCARTなどに参戦し、1989年には王者に輝いた。F1とCARTの両方でチャンピオンに輝いたのは、マリオ・アンドレッティに続いてふたり目ということになった。

 そのフィッティパルディは、アンドレッティ・オートスポートがF1に参戦すれば、喜ばしいことだと語った。

「私はとても嬉しいよ。なぜなら(F1のオーナー企業である)リバティ・メディアはアメリカのグループだからね」

 フィッティパルディはそう語った。

「彼らはアメリカでのF1の認知度を成長させたいと思っている。オースティンでレースが行なわれているし、来年の5月はじめにはマイアミでのグランプリが計画されている。さらに彼らは、アメリカで3つ目のグランプリも行なおうとしている。アメリカの大衆に、F1についてもっと知ってもらいたいと思っているんだと思う」

 F1は、長くアメリカ人ドライバー不在の状態が続いている。アンドレッティもリバティ・メディアも、この状況も打破したいと思っているはずだとフィッティパルディは語る。

「これらをうまく機能させるために、マイケルはアメリカ人ドライバーを乗せることを望んでいると思う」

 そうフィッティパルディは語る。

「私の記憶が正しければ、F1を走った最後のアメリカ人ドライバーは、スコット・スピード(2006〜2007年/トロロッソ)だったと思う。(アレクサンダー)ロッシ(2015年/マノー)もいたが、彼はフルシーズン走ったわけじゃない」

「アメリカでのF1人気を高めるためには、もっと多くのアメリカでのグランプリと、もっと多くのアメリカ人ドライバーが必要なんだ」

「ソーシャルメディアとNetflixによって、これまでF1を見ていなかったアメリカの若い人たちからの、F1への注目が高まっている。彼らはF1を求め初めているし、F1を観たいと思っている10代以下のファンが増えている。それがアメリカでのF1の未来なのだと思う。アメリカにはたくさんのスポンサーもいる」

「ザウバーは、技術的には非常に優れたチームだ。ザウバーと協力し、ヨーロッパの拠点を構えるアメリカのチームが新たな挑戦をするということは、素晴らしいことだと思う」

 アンドレッティと組むことで、ザウバーの競争力は上がるのか? そう尋ねられたフィッティパルディは、そうなる可能性は十二分にあると語る。

「ザウバーには、有能で経験豊富な人たちがいる。フレデリック・バスールは素晴らしいチーム代表だし、マイケルの経験があれば、今後数年で競争力のあるチームを作り上げることができると確信しているよ」

「新しいルールが適用される1年目のシーズンには、どうなるか分からない。来年はレギュレーションがガラリと変わり、新たなパッケージが投入されるため、きっと驚くようなことがあると思っている」

 

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