ピエール・ガスリー、アルファタウリ・ホンダの〝コンストラクターズランキング5位〟が「僕の個人的な目標」
ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)は、ハンガリーGPで終了したF1の2021年シーズン前半を振り返り、今季は非常に良い戦いができていること、そしてチームのコンストラクターズランキング5位を目指すために後半戦を戦っていくことを語った。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、チームをコンストラクターズランキング5位にすることが”個人的な目標”であると語る。
2021年のF1は、ハンガリーGPをもって前半戦が終了。ガスリーは11戦中8回入賞を果たし、50ポイントを獲得……ドライバーズランキング8番手につけている。チームメイトの角田裕毅も、ルーキーながら5戦で入賞し、ランキング13番手。チームはコンストラクターズランキングで6番手である。
実は前戦イギリスGPを終えた時点で、アルファタウリはランキング5番手だった。そしてハンガリーではガスリーと角田がダブル入賞を果たしたものの、それまでランキング6番手だったアルピーヌがエステバン・オコンが優勝、フェルナンド・アロンソが4位と大量37ポイントを荒稼ぎ……これでコンストラクターズランキングでアルファタウリを抜いたのだ。
「おそらく、今シーズンはF1でこれまで経験した中でも、最高の前半戦だったと思う。とても成功できたと思っているんだ」
ガスリーは前半戦を振り返り、そう総括した。
「今年はすでに、バクー(アゼルバイジャンGP)で、表彰台も獲得できた。これは前半戦のハイライトだと言えるだろう」
今季のガスリーが特に優れている点、それは予選でのパフォーマンスだと言えるだろう。予選Q3進出を逃したのは、スペインGPと変則フォーマットでの開催となったイギリスGPの2回のみ。安定した速さをいかんなく発揮している。
「土曜日は素晴らしい形で予選を戦うことができ、ほとんどのレースでQ3に進出することができたと思う。それは素晴らしい成果だった。日曜日は、最初はそれほど良くはなかったけど、僕らは進歩を遂げ、かなり速いマシンに仕上げることができたと思う。時には、マクラーレンやフェラーリとも戦うことができたはずだ」
「そしてアストンマーチンやアルピーヌと、チャンピオンシップを争っている」
ガスリーは、これまでトロロッソ時代も含め、チームとしては手が届いていなかったコンストラクターズランキング5位を目指していると語る。ちなみにチームとしての最高順位は、セバスチャン・ベッテルが初勝利を手にした2008年と、ダニール・クビアトとピエール・ガスリーが1回ずつ表彰台を獲得した2019年のランキング6位である。
「僕らは、コンストラクターズランキング5位を目指して戦っている。これは、これまでのこのチームでは考えられなかったことだ。それだけ、今年良いシーズンを過ごしているということを示していると思う」
そうガスリーは語る。
「5位というポジションをチームのみんなにもたらすのは、僕の個人的な目標のひとつだ。そして、これはチームにとっても初めてのこと。今のところ、僕らにとってはかなりエキサイティングなシーズンになっている……そう言わざるを得ないね」
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