ルイス・ハミルトン”専属フィジオ”アンジェラ・カレンを語る「彼女がいなければ今の活躍はない」
今季レッドブルのマックス・フェルスタッペンと激しいタイトル争いを繰り広げるルイス・ハミルトン(メルセデス)が、自身の専属フィジオであるアンジェラ・カレンについて語った。
メルセデスのルイス・ハミルトンは、専属のフィジオを務めるアンジェラ・カレンについて、非常に重要な存在であると語り、彼女がいなければ、様々なことが実現できなかっただろうと考えているという。
これまで史上最多タイ、7回のドライバーズタイトルを手にしているハミルトン。今シーズンは8回目のタイトル獲得を目指しているが、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとの間での激しい争いとなっている。
そのハミルトンには、力強い味方がいる。専属フィジオのアンジェラ・カレンである。カレンは2016年からハミルトンのフィジオを務め、体調面の管理などをサポートしてきた。
そのカレンの存在が、フェルスタッペンと戦う上でのアドバンテージとなると思うか? そう尋ねられたハミルトンは、次のように語った。
「アンジェラと僕は、自然と信じられないほどに親密なんだ。僕らはほとんど一緒に住んでいるようなモノで、友人としても親しい間柄だ。アンジェラはとても特別な人だから、出会うことができてとても幸運だったと思う」
ハミルトンはそう語った。
「F1にデビューするまで、僕にはトレーナーはいなかった。でもF1にデビューした時に、トレーナーをつけてもらった。彼らは当時フィジオと呼ばれていたが、実際に僕についてくれた人たちは皆トレーナーで、フィジオではなかったんだ。彼らは、共に仕事をし、一緒にトレーニングをしていた」
「それから、軽微な怪我や、首の調子に問題があることに気付き始めた。でも、誰もそれを治すことはできなかった。アンジェラに会うまで、それを解決できる人はいなかったんだ」
そしてハミルトンは、カレンをサーキットに帯同するよう誘ったのだという。
「僕は彼女に、『僕と一緒にサーキットに行ってみないか』と言ったんだ。通常、レースの週末には、トレーニングをしていなかったからね。僕は実際に自分の身体のことを理解していて、レースに向けての準備に必要なモノを知っているフィジオを必要としていた」
「週末のマネジメントの方法、準備する方法。ストレスの少ない方法を探り、マシンに乗る時にはできるだけフレッシュな状態にするための手段を確認するという点で、僕らは共に成長した」
「アンジェラは普段なら、毎朝6時か7時から、そして午後10時か11時頃まで僕と一緒にいる。非常に重要な役割だし、重要な存在だ。特に今年になって、より密に仕事をするようになったわけじゃないよ」
ハミルトン曰く、今の活躍は、カレンの存在なしには成し遂げられなかっただろうと語る。
「僕らは自分たちの仕事を気に入っている。自分たちがしていることを愛しているし、共にその仕事をするのを楽しんでいる。それは、彼女がいなければできないことだと思う」
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