F1

レース中のチームからの”問い合わせ”は鬱陶しい? F1レースディレクター「いや、それは彼らがすべきことの一部だ」

F1レースディレクターのマイケル・マシは、レース中に起きたインシデントについて、チームから無線で問い合わせを受けることに「フラストレーションは感じない」と語る。

編集: 2021/07/27 14:40

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Michael Masi, Race Director, FIA

 先日行なわれたF1イギリスGPの決勝レース1周目には、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンと、メルセデスのルイス・ハミルトンというタイトルを争うドライバー同士が接触し、フェルスタッペンが大クラッシュを喫するという事故が発生した。

Read Also:

 この事故の責任はハミルトンにあるとして、レーススチュワードはハミルトンに10秒のタイム加算ペナルティを科した。

 ただ事故が起きた後、レッドブルとメルセデスは、相次いでF1レースディレクターのマイケル・マシに対して、無線で事故に対する訴えを行なった。

 チームから無線で個々に訴えられるのは、鬱陶しいことではないのか? そう尋ねられたマシは、次のように語った。

「フラストレーションを感じることはない。それは明らかに、彼らがすべきことの一部だ。それがどんなことかに応じて、様々な形でそういうことが起きる。誰もが、自分の”芝生”を手入れしている……つまり、期待する方向に持っていこうとしているんだ」

 そうマシは語る。

「しかし私の観点から言えば、それらのことを全て平等に扱い、我々がすべきことのバランスを取り、そして自分の中での優先順位を設定しようとしている」

「ご存知の通り、メルセデスとレッドブルからの無線が何度があった。5回だと思う。みなさんはおそらく聞いていないだろうが、放送されたモノの前にもあったのだ。みなさんがお聞きになったのは、放送されたモノだけだったはずだ」

 レッドブルとメルセデスとの間では、激しい舌戦が起きている。この争いに巻き込まれないように注意しているか? そんな問いに対しては、マシは次のように語った。

「レギュレーションを管理する担当者としては、今年のような接近戦のチャンピオン争いがあるということは、F1にとって素晴らしいことだ。そして、選手権を獲得するために戦っているふたりの素晴らしいドライバーがいる。ただ我々は、他のスポーツ競技の審判のような存在だとは思わないが、常にその要素も存在する」

「しかし、舞台裏でレッドブルとメルセデスの間で争いが起きる可能性があることは、私たちには関係はない。我々はそこで何が起きているかを判断するだけだ」

 またマシは、ドライバーやチームがスチュワードの元を訪れ、状況を確認することも正しいことであると語る。

「事件が発生した場合、チームやドライバーがスチュワードに召喚されることがある。それは、スチュワードが持っている権限のひとつだ。昨年のイタリアGPの際には、事件が発生した後、ルイス(ハミルトン/メルセデス)がスチュワードの元を訪れて会話をし、何が起きたのかを理解するということがあった」

 昨年のイタリアGPでは、最終コーナーでクラッシュが起きた後、ピットレーンが閉鎖されている間にハミルトンはピットインしてしまい、ペナルティの対象となった。その後赤旗中断になった際、ハミルトンはスチュワードの元を訪れ、映像を確認し、なぜ自分がペナルティの対象となったのか、それを確認したのだった。実際、映像にはピットレーンの閉鎖を示すサインが映されており、ハミルトンはこれを見て、ペナルティを受け入れざるを得なかった。

「中断中にそれをする権利は存在する。そうしない理由はない」

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 レッドブル代表、メルセデスの”ロビー活動”を非難「チーム代表がスチュワードに働きかけるのはおかしい」

次の記事 F1、イタリアGPでのスプリント予選レース実施を正式決定。イギリスGPと同じく遅めのスケジュールに

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

メルセデス



メルセデスはラッセルを優先するべきだった? モントーヤ主張「そうすれば良いバトルが見られたのに」

F1

F1

イタリアGP

21 時間前

メルセデスはラッセルを優先するべきだった? モントーヤ主張「そうすれば良いバトルが見られたのに」



アントネッリの”モンツァの奇跡”、前日から予見していたメルセデスのウルフ代表「今後彼が200勝しても、今回は特別な1勝になるはずだ」

F1

F1

イタリアGP

1 日前

アントネッリの”モンツァの奇跡”、前日から予見していたメルセデスのウルフ代表「今後彼が200勝しても、今回は特別な1勝になるはずだ」



劇的すぎる成長曲線……アントネッリの2年目は、メルセデス代表の長いキャリアの中でも最大の驚き「全てに戸惑っていた昨年とは違う!」

F1

F1

イタリアGP

1 日前

劇的すぎる成長曲線……アントネッリの2年目は、メルセデス代表の長いキャリアの中でも最大の驚き「全てに戸惑っていた昨年とは違う!」

最新ニュース



最新iPhoneと同価格帯! 入門用カート『GR KART』ついに販売開始。安価で管理しやすい1台……モータースポーツの裾野拡大に一役買うか

General

Misc General 1 時間前

最新iPhoneと同価格帯! 入門用カート『GR KART』ついに販売開始。安価で管理しやすい1台……モータースポーツの裾野拡大に一役買うか



“ほぼ最後尾”19番グリッドから優勝したアントネッリ。しかし上には上がいた……F1史上最高の逆転劇、1983年アメリカ西GPを振り返る

F1

F1 F1

イタリアGP

3 時間前

“ほぼ最後尾”19番グリッドから優勝したアントネッリ。しかし上には上がいた……F1史上最高の逆転劇、1983年アメリカ西GPを振り返る



小椋藍はマルケスに次ぐベストライダー! クラッチロー、2年目の若手に超高評価

MotoGP

MGP MotoGP

サンマリノGP

3 時間前

小椋藍はマルケスに次ぐベストライダー! クラッチロー、2年目の若手に超高評価



最もフィジカルで、最もチャレンジングなサーキット? 新コースのマドリンクを体験済のF3ドライバーの声「小さなミスでも大きな代償を払う」

F1

F1 F1

スペインGP

3 時間前

最もフィジカルで、最もチャレンジングなサーキット? 新コースのマドリンクを体験済のF3ドライバーの声「小さなミスでも大きな代償を払う」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録