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シューマッハーのマシンよりも”4kg”重い? マゼピン「走る前に飲む水を減らすことだってあるのに……」

ハースのニキータ・マゼピンは、現在走らせているマシンは、チームメイトであるニック・シューマッハーのそれよりもかなり重いと語った。

Mick Schumacher, Haas VF-21, Nikita Mazepin, Haas VF-21

写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images

 今季ハースからF1デビューを果たしたニキータ・マゼピン。しかしここまで、最高位はアゼルバイジャンGPの14位。それ以外は17〜20位と、ポイント獲得はおろか、下位に沈むレースが続いている。

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 ハースのマシンのパフォーマンスが劣っているのもその要因のひとつだが、チームメイトのミック・シューマッハーにも遅れを取っている原因のひとつと言われるのは、そのマシンの重量だ。マゼピンのマシンはシューマッハーのモノよりも重いと言われていて、軽量化された新しいマシンが用意されるのは、夏休み明けになると言われている。

 ただ実は、モナコでは軽いバージョンのシャシーをドライブしていたという。

「僕はその(軽い)マシンを、モナコでしか走らせていない。それは明らかだ。チームはその1レースだけ、僕にその軽いマシンを提供してくれた」

 マゼピンはそう語った。では彼のマシンはどれほど重いのか? その影響はどれほどのものなのだろうか? そう尋ねると、マゼピンは次のように語った。

「僕らドライバーは、体重の800gとか1kgの変化にも対応しなければいけない立場に置かれている。予選ではできるだけ軽くするために、走行前に飲む水の量を減らすこともある」

 そうマゼピンは語る。

「シャシーで4kgも差があると、ポール・リカールやオーストリアなど、長い直線があるサーキットで大きな違いが生まれる。そして次はシルバーストンだ。同じようなことになると思う。早い段階で(軽いシャシーを)手にできるといいね」

「現時点で、僕がその軽いシャシーに期待していることを語るのは難しい。待ってみる必要がある。ご存知の通り、僕はF1では新人だ。色々なことを発見しているところで、それらはF2ではそれほど重要ではなかったことだ。F1はとても高性能な環境だと思うし、今年の初めに想像していたよりも、技術面ではるかに複雑であることに気付き始めたところなんだ」

 マゼピンは、セットアップの面でも苦労していると語る。

「僕らは今、あまり性能の高くないマシンのパフォーマンスを、最大限に発揮しようとしているところだと思う。そして僕の傾向として、コーナーに進入する時に安定性が高くないマシンをドライブするのが、かなり苦手なんだ。それは、今年のハースに欠けているモノでもある」

「僕らは、このマシンでは叶わないモノを見つけようとしていることもある。そしてそれが分かると、まったくもって絶望的な状況になるし、有益なことではない」

「でも、次はシルバーストンという新しいコースだ。そういう新しいサーキットに挑むことを、とても楽しみにしている」

 

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