F1

不運には終わりがあるはず……低迷中のハース、トンネルから抜け出せるか?

ハース代表のギュンター・シュタイナーは、今シーズンのチームの不運について、これ以上苛立っている訳にはいかないと語った。

 ハースは今季、中団最上位を争うポテンシャルのあるマシンを持ちながらも、第7戦カナダGPを終えた時点でコンストラクターズランキング8位に沈んでいる。

 ケビン・マグヌッセンはカナダGPの予選で激しくクラッシュ。修復してレースに臨んだがペースが上がらず17位に終わった。チームメイトのロマン・グロージャンもスタートでアレックス・アルボン(トロロッソ)のフロントウイングを拾うなどして後退し、14位に終わった。ハースは結果的に2台ともポイントを獲得することができなかったが、これは今季4度目のこととなる。

 チーム代表のギュンター・シュタイナーは、ここまでのレースを振り返って次のように語った。

「チャンスを掴むことができていない」

「我々の(カナダGPでの)一連の悲劇は予選Q2から始まった。我々にできる唯一のことは気を取り直して、次はもっとうまくやろうとすることだ」

「これには終わりがあるはずなんだ。これ以上苛立つことがないようにするポイントがあると思う。これ以上悪くなることはないだろうから、どこかにこれらを終わらせる上昇気流があるに違いない。そのポイントがすぐにわかることを願っている」

 またシュタイナーは、グロージャンが仮にスタートでアクシデントに巻き込まれていなくても、ペースの一貫性を欠いていたため苦しんだだろうと語った。

「彼のペースは上下していた。数周は良くても、それ以降は良くなかったりしていた」

「完全にコース全体でそうだった。仮に彼が(1周目のアクシデントに)巻き込まれていなかったとしても、どちらにせよポイント圏内でフィニッシュすることはできなかっただろう。おそらく11位か12位あたりだ」

 マグヌッセンが今季これまでのところ14ポイントを獲得しているのに対して、グロージャンは2ポイントしか獲得できていない。しかしながらシュタイナーは、彼が同じく苦戦した2018年の前半戦よりも良い状況にあると感じている。

 昨年のグロージャンは不運も重なり、第9戦オーストリアGPで4位に入賞するまで、1度もポイントを獲得できていなかった。なお、彼は最終的に7度入賞し、ランキング14位(37ポイント)で昨シーズンを終えている。

「昨年の今頃は簡単な状況ではなかった」とグロージャンは語った。

「今年はできることを全てやっていると思う」

「確かにいくつか改善できることはある。モナコのピット出口の白線をまたがないようにするとかね。ただ全体的にはとても良いドライブができていると思う」

「意外にも僕が得意としている予選に関しては、今年が最強とは言えない。ただレースペースはとても良いんだ」

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