ヒュルケンベルグにブランクの心配なし! ハース代表、リザーブでの活躍踏まえて太鼓判
ハースのギュンター・シュタイナー代表は、過去3シーズンにわたってリザーブとして活躍していたニコ・ヒュルケンベルグが、すぐに本調子を発揮できると確信している。
3年ぶりにF1フル参戦復帰するニコ・ヒュルケンベルグ。ハースのギュンター・シュタイナー代表は、ブランクを感じさせない活躍を期待している。
ヒュルケンベルグは2019年にルノーを離れて以来、F1復帰を切望してはいないという態度をとりつつもF1との関わりを維持。過去3シーズンで5回、新型コロナウイルスに罹ったドライバーの代役として、F1に出場している。
2020年には、レーシングポイントのランス・ストロールとセルジオ・ペレスの代役として3レースに出場し、シルバーストンで行なわれた70周年記念GPで7位、ニュルブルクリンクでのアイフェルGPで8位に入るなど代役として素晴らしい仕事をこなした。
2022年はセバスチャン・ベッテルの代役として、開幕2レースを戦った。この2レースではポイント獲得ならなかったものの、しっかりとレースを完走。技術規則が大きく変わったマシンを体験すると同時に、貴重なデータを持ち帰りチームに貢献した。
Nico Hulkenberg, Aston Martin AMR22
Photo by: Mark Sutton / Motorsport Images
ヒュルケンベルグがF1フル参戦復帰するにあたり、シュタイナーはこうした代役参戦が、彼の腕が錆びついていないかどうかを確認する上で役に立ったと語った。
レースにおけるヒュルケンベルグの”キレ”を懸念しているかという質問に、シュタイナーは次のように答えた。
「我々も彼のことを見ていた」
「彼はここ数年で代役を務めた時、すぐに調子を上げていた」
ヒュルケンベルグはアブダビで行なわれたポストシーズンテストに参加。新たなチームに慣れ、F1を戦う上で必要な体力についても再確認することができた。
「バーレーンでプレシーズンテストも行なわれる。彼はそれにしっかりと臨めるはずだ」
「今のF1マシンは身体的にかなり要求が高い。そういう筋肉を鍛えるにはマシンを走らせるしかないから、彼が慣れるまでに少し時間がかかるだろう」
「我々は来年その橋を渡らなければならないが、彼は問題ないだろう」
「我々も当然そういう疑問を持っていた。カムバックした彼がすぐにうまくやれるのか、とね」
「しかし彼が最後にマシンに飛び乗った時(アブダビテスト)のことを見ると、かなり良かったよ」
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