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代役フィッティパルディをハース代表賞賛「彼は良い仕事ができることを証明した」

ハースF1のギュンター・シュタイナー代表は、負傷したロマン・グロージャンの代役を務めたピエトロ・フィッティパルディについて、F1で「いい仕事ができる」ことを証明したと語る。

Pietro Fittipaldi, Haas F1 Haas VF-20

Glenn Dunbar / Motorsport Images

 ピエトロ・フィッティパルディは、F1バーレーンGPでの大クラッシュにより負傷したロマン・グロージャンの代役として、2020年のF1終盤2レースでハースのF1マシンを走らせた。

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 初戦となったサクヒールGPでは、グリッド降格ペナルティにより最後尾からのスタートとなり、17位でフィニッシュ。続くアブダビGPでは19位……いずれも完走したドライバーの中では最下位という結果だった。

 フィッティパルディは2021年シーズン、F1でリザーブドライバーを務めつつ、インディカーのシートを確保しようとしている。しかしチーム代表のギュンター・シュタイナーは、フィッティパルディはこの2戦で、F1で良い仕事をすることができることを証明したと賞賛する。

「彼はいい仕事をした。つまり、トラブルに巻き込まれるようなことはなかったんだ」

 そうシュタイナー代表は語った。

「レースでの彼のペースは、どんどん良くなってきた。彼はそれを、自分に合わせる必要があるだけだったと思う」

「彼は8〜9ヵ月の間、レースカーをドライブしていなかったことは分かっている。だからそれは難しいことだ」

 またシュタイナー代表はフィッティパルディがアブダビGPで2周遅れになった理由は、エンジンに問題があったからだと語る。

「彼は追加でピットストップする必要があり、そのピットストップ中にエンジンのメンテナンス作業をしなければならなかった。なのでそれほど時間がかかったんだ。そうでなければ、タイヤを交換することはなかっただろうけどね」

 シュタイナー代表はそう説明した。

「新しいタイヤで彼を送り出した後、レース終盤の彼はかなり良かった。2番目のタイヤセットでも良かったけどね」

「だから彼は、それができるということを示したと思う。彼は良い仕事をすることができるんだよ」

 フィッティパルディも、F1デビューを果たし、すぐに順調に走らせることができるようサポートしたチームを賞賛した。

「僕らの進歩と、速いペースで走ることができたことに、本当に満足していている」

 フィッティパルディはアブダビGPの後にそう語った。

「こんなに短い時間しかなかったのに、チームは僕と共に素晴らしい仕事をしてくれた」

「彼らは僕が準備を整えるのを手助けしてくれた。今回のチャンスに満足しているし、感謝している」

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