ハース、ホイールの問題でクラッシュ。3時間を失うも「良いテストだった」
ハースのケビン・マグヌッセンは、F1プレシーズンテスト前半の最終日、ホイールのスペーサーが破損したことに端を発するパンクに見舞われ、クラッシュ。多くの走行時間を失ったが、ギュンター・シュタイナー代表は「良いテストだった」と語った。
F1プレシーズンテスト前半の最終日、ハースF1は相次いでトラブルに見舞われた。ロマン・グロージャンがドライブを担当した午前中には水漏れが発覚し、走行を中断。ケビン・マグヌッセンがドライブした午後には、ホイールのスペーサーの破損に端を発するパンクが起き、クラッシュすることになった。
マグヌッセンのマシンに及んだダメージは軽微なモノだったが、チームはセッション終盤に少し走るためだけにマシンの修復を急がないことを決断。結果的に3時間ほど走行時間を失うことになった。
そんな最終日だったにも関わらず、チーム代表のギュンター・シュタイナーは、良いテストだったと振り返る。
「今朝、我々は小さな問題を抱えていた。おそらく、30分ほどガレージに留まっていただろう」
そうシュタイナー代表は語る。
「水漏れを起こしている配管があったんだ。そして午後にはホイールリム、ホイールのスペーサーに問題があった。コースインした時にそれがリムを壊し、タイヤの空気が抜けてしまった。最後に数周走るためだけにマシンを修理するには時間がかかりすぎた。それで、1日のプログラムを終了することを決めたんだ」
「ホイールとハブの間のスペーサーが壊れた。その結果ホイールが細かく削られ、空気が抜けてタイヤが外れ、彼はコースオフした。そういうことだった。今それを見ると、とても単純なトラブルだ。しかしそれは起きてはいけないことだった」
「メカニカル面での問題などはなかったと思う。そしてそれが起きるまで、このマシンの信頼性は高く、修正するのも容易だった」
シュタイナー代表曰く、今年はテストスケジュールが短縮されているにも関わらず、早期に走行を終了することになったのは大きな懸念ではなかったという。
「我々は予定通りテストをすることができた。テスト中他の部分がうまくいったからね。最初の2日間はとても良かった。確かに、どんな時でももっと多く走りたいものだ。そして確かに、最後の3時間は失うことになった。それについては泣くことにする」
「しかしだからと言って、全体としては良いテストだった。この後はデータを確認する必要がある。これから数日かけて、大量のデータを処理する。そしてここに戻ってきて、他のモノを試してみれば、さらに速く走ることができるはずだ」
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