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レーシングポイントに対するルノーの抗議、スチュワードが”適格”と判断

F1シュタイアーマルクGPのスチュワードは、ルノーがレーシングポイントのマシンに対して提出した抗議について、”適格である”と判断。証拠が揃い次第審議を行なうことになった。

Lance Stroll, Racing Point RP20, is returned to the garage

写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 ルノーF1チームは、2020年のF1第2戦シュタイアーマルクGP決勝レース終了後、レーシングポイントのマシンRP20がレギュレーションに合致していないとして、同GPのスチュワードに対して抗議を提出した。

 この抗議は、スポーティングレギュレーションの付則6で規定されている、パーツのチーム間での共有可否に関するものだ。

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 具体的には、レーシングポイントRP20で使われているフロントとリヤのブレーキダクトが、問題視されている。ルノーは、レギュレーションで許されているよりも、RP20のブレーキダクトが、メルセデスの昨年型F1マシン”W10”のそれに酷似していると考えているのだ。

 この抗議が認められれば、6位のセルジオ・ペレスと7位のランス・ストロールが、レース結果から除外される可能性がある。そうなった場合、8位でフィニッシュしていたルノーのダニエル・リカルドが、6位に繰り上がる可能性がある。

 スチュワードは、この問題についてより詳細な調査を行なうことが必要だと判断する前に、この抗議が適格なものであるかどうかを判断しなければならなかったが、検討された結果、これは”適格な抗議”だと判断されたようだ。

 スチュワードは今回の件について、次のように説明した。

「11号車と18号車で使用されている前後のブレーキダクトについて、スチュワードは両チームの代表とFIA技術部門の代表を召喚し、ヒアリングを行なった」

「スチュワードは、FIA国際スポーツ規約第13条で指定されている全ての要件を満たしていると判断したため、この抗議は認められる」

「FIA技術部門の担当者は、11号車と18号車の詳細な分析を行なう準備として、関係するパーツを封印し、保管するよう指示された」

「担当者はさらに、調査結果と共に抗議で説明された侵害の申し立てに一致するかどうかの評価を含めた、詳細なレポートを提出するよう指示されている」

「また担当者は、評価を実施するにあたって、スチュワードの名前を用い、ルノーDPワールドF1チーム、BWTレーシングポイントF1チーム、メルセデスAMGペトロナスF1チームの代表を含む、外部の技術的援助を要請することが許されている」

 なおこの評価を進めるにあたって、メルセデスに対しては、W10で使ったブレーキダクトをFIAの技術部門に提出するよう命令が下ったという。

 FIAの技術部門からのレポート提出予定日の見通しが立ち次第、この抗議を評価する次の会合のスケジュールが決定されることになるようだ。

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