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フェラーリF1、昨年の足枷となった”直線スピード”の遅さは「もはや弱点ではない」と自信

フェラーリのマッティア・ビノット代表は、昨年苦しんだ直線スピードの問題は既に解消し、今季はもはや”不利にはならない”と考えていると語った。

Charles Leclerc, Ferrari SF21

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 フェラーリが昨年苦しんだ直線スピードの問題は、今季は解決できたようだ。

 2020年のフェラーリは、パワーユニットのパフォーマンスの低さ、そして空気抵抗の大きなシャシーにより、特に最高速に苦しんだ。その結果、まさかのコンストラクターズランキング6位。これは、この40年間で最悪の結果となった。

 チームは冬の間、問題を解決するために懸命に働いた。そして弱点を解消するために、2021年シーズンに向けて全く新しいパワーユニットが準備された。

 フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは先月、新しいパワーユニット(PU)のテストベンチでの数字は有望であると語っていたが、それと同時に、実際にコースを走るまでその判断は保留したいとも発言していた。

 そしてその走行機会であるバーレーン合同テストを終え、ビノット代表は直線スピードが増したのを確認できたと語った。

「我々は、PUがどのように機能するのか、テストベンチの結果を知っている。しかしそれをマシンに搭載した際、コース上で見ることができるのは速度であり、最終的にはライバルと比べた時の速さはどうなのかということだ」

 フェラーリのPUに進化について尋ねられたビノット代表はそう語った。

「昨年のバーレーンGPの時には、我々はストレートが非常に遅かった。予選ではQ3に進むことができず、ポールポジションからもかなり離されていた」

「今データを見ると、少なくともスピードについては……直線スピードについては大丈夫だと思う。昨年ほどの遅れはないようだ」

「昨年よく言ったように、その問題はパワーだけではなく、マシンの空気抵抗が大きいことも原因だった。しかしどちらの面も解消し、ストレートスピードの向上に貢献したと言える」

「今では、それはもはや不利にはなっていないと感じている」

 フェラーリのシャルル・ルクレールも、ニューマシンSF21について「有望な兆候」があると話している。またフェラーリのPUを使うアルファロメオのキミ・ライコネンも、PUが改善しているようだと語った。

 なおビノット代表によれば、風洞など空力実験でのデータと実走データの相関関係も良好であるという。

「我々はマシンのリヤエンドに、できる限りの開発を行なおうとした」

 そうビノット代表は語った。

「我々にとって最も重要だったのは、風洞やシミュレーションとの相関関係を理解するため、データを収集して比較することだったと思う」

「相関関係についてはかなり満足している。つまり少なくとも、今後のシミュレーションや開発のために、適切な基準を得ることができたということだ」

「相関関係は、非常に重要な要素だ。そして少なくともこれまでのところ、それはかなり良好に見える」

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