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ワンストップ戦略がルノーへ“惨めなペース”をもたらした……アビテブールが認める

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ワンストップ戦略がルノーへ“惨めなペース”をもたらした……アビテブールが認める
執筆:
2019/04/16 3:13

ルノーF1代表のシリル・アビテブールは、ワンストップ戦略によってダニエル・リカルドが“惨めなペース”を示していたことを認めている。

 ルノーのダニエル・リカルドは、中国GPの予選でQ3に進出したことにより、Q2で最速ラップを記録した際に使用したソフトタイヤで決勝レーススタートが義務付けられることとなった。これはピエール・ガスリー(レッドブル)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、ロマン・グロージャン(ハース)そしてケビン・マグヌッセン(ハース)も同様だ。

 ガスリーの純粋なパフォーマンスには手が届かない事が分かっていたため、ルノーはリカルドを後方のミディアムタイヤ勢から守るために、ワンストップ戦略を取ることに決めたようだ。

 リカルドは第1スティントをユーズドのソフトタイヤで18周走行し、続けて交換したハードタイヤでチェッカーまで走り切っている。この戦略によってリカルドは7位フィニッシュ。8位のセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)からは1.9秒差であり、リカルドのファステストラップは全体で16番手に過ぎないものだった。

「見た目よりも堅実なパフォーマンスだったと思う」と、ルノーF1の代表、シリル・アビテブールはmotorsport.comに語った。

「ソフトタイヤでのスタートからワンストップ戦略を取るのは極端な挑戦だった。我々はソフトタイヤでスタートする事と、7番手から10番手のペースでスタートする事のジレンマに直面していた。そして、なんとかする必要があった」

「11番グリッド以降の誰かがミディアムタイヤでスタートするだろうことは分かっていた。そして、トップ5も同様だ。そのタイミングで、ガスリーを追う事を試すだけにクレイジーな事をしても何も意味がなかった。7位フィニッシュが目標だったし、我々はそれを達成したんだ」

 アビテブールはマシンの本当のパフォーマンスを出せていない状況に、多少のフラストレーションを感じていると認めた。

「誇るような事ではないが、ペースの面では考えていたよりも良かった。タイヤマネージメントに力を入れていたからだ」

「私自身でさえ、ワンストップ戦略は望んでいなかった。惨めなペースになることは分かりきっていたからね。だが、我々のストラテジストはツーストップ戦略が機能しない事は明らかだとしていた。そして我々はワンストップ戦略を採り、それが機能した」

 また、アビテブールは、困難な2019年シーズンのスタートを経た後、チームとドライバーは良い仕事をしたと語っている。

「とても難しいチャレンジだった。我々はレースペースではなく、タイヤに集中していたんだ。モニタリングしていたのは後ろのペレスとのギャップだけだ……DRSゾーンに入れない事を確実にするためにね」

「コミュニケーションはとても良かった。この点では堅実なレースであり、彼のエンジニアともそうだ。これは開幕から2戦、現時点で我々が必要としていたものだ」

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シリーズ F1
イベント 第3戦中国GP
チーム ルノーF1チーム
執筆者 Adam Cooper