本当に熱かった……アルボン、スタート直後の“火の玉攻撃”かわし初入賞

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本当に熱かった……アルボン、スタート直後の“火の玉攻撃”かわし初入賞
執筆:
2019/04/03 8:02

アレックス・アルボンは、スタート直後に浴びた火花を“火の玉のようだった”と語った。

 F1第2戦バーレーンGPで、アレックス・アルボン(トロロッソ)は終盤に起きたルノー2台のトラブルにも助けられ、F1デビュー2戦目にして9位初入賞を果たした。

 アルボンは12番手グリッドからのスタートとなったが、オープニングラップの中団グループは大混戦。ターン2ではランス・ストロール(レーシングポイント)がロマン・グロージャン(ハース)に追突してしまう。この接触でダメージを受けたストロールのマシンは、ターン4手前の直線で大きな火花を散らしたが、アルボンはちょうどそのすぐ後ろを走行していた。

 当時の状況をアルボンは次のように説明した。

「スタート直後、僕の周りは安全だった。誰かが早めにブレーキを踏んだので、僕もそれに反応してブレーキをかけた」

「ターン1、2をクリアしてターン3を出たら、火の玉のようなものが僕の顔に降りかかってきて、視界を遮られた。そして彼がブレーキをかけたので僕はそれで失速した」

 アルボンは、火花は単に視界を遮るだけのものではないため、ストロールは退避する必要があったと主張する。

「本当に熱かった」

「特に心配することはなかったが、初めての経験だった。僕はとっさに『ああ! ここから抜け出さないと』と思った」

「実際のところ、それでポジションを失ったと思う」

 ストロールをなんとか処理したアルボンはその後、「全てのスティントで誰かと戦っていた」と言い、ケビン・マグヌッセン(ハース)、チームメイトのダニール・クビアトらをかわした。その甲斐あって、ルノー2台のリタイアで入賞圏内に浮上した。

 しかしアルボンは「もう少し上にいけたと思う」と語った。

「もう少しクリーンエアだったらもっと良い結果になったと思うので、あのスタートは少し悔やまれる」

「ただパフォーマンス自体には満足している」

「あと僕に必要なのは、予選でQ3に進出することだ。僕たちならQ3にいけると思うし、それに値すると思うからだ」

 アルボンは開幕戦オーストラリアGPで僅差の戦いをしながらも、コース特性もありバトルができなかった分、今回のレースを楽しんだという。しかし、複数のピットストップが行われる目まぐるしいレース展開だったため、戦い方がわからなかったとも認めた。

「驚いたよ。自分は自分のレースをしているんだけど、皆ピットに入ったり出たりで、誰と本当にバトルしているのかわからなかった」

「そうしていたらレースが終わったようで、チームから無線がきた。『P9、9位だよ』と。僕は『おお……OK』と言った」

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この記事について

シリーズ F1
イベント 第2戦バーレーンGP
チーム トロロッソ・ホンダ 発売中
執筆者 Scott Mitchell
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