モナコFP1でルクレールに“追突された”ストロールに1グリッド降格ペナルティ。チームからの警告届かず進路塞ぐ
ランス・ストロールは、モナコGPのFP1でシャルル・ルクレールと接触した件によってグリッド降格ペナルティを受けた。
Charles Leclerc, Ferrari, Lance Stroll, Aston Martin Racing
写真:: Sam Bagnall / Motorsport Images via Getty Images
アストンマーティンのランス・ストロールは、F1モナコGPの金曜フリー走行1回目でフェラーリのシャルル・ルクレールとヘアピンで接触。ルクレールに追突される格好となったストロールだが、進路を塞いだとして決勝1グリッド降格の処分を受けた。
アクシデントはセッション開始から10分も経たない内に発生した。ペアピン手前でスロー走行のストロールがレーシングラインに戻ろうとした際、アタックラップ中のルクレールが後方から接近。ルクレールは減速する余地がなく、接触は避けられなかった。またストロールは無線でチームに対して、ルクレールが接近しているというメッセージを受け取っていなかったと訴えた。
セッションは赤旗中断となり、ルクレールは新しいフロントウイングに交換するためピットイン。一方ストロールのマシンもリヤサスペンションに損傷があり、ギヤボックスも交換するため、このセッションの走行は切り上げることになった。
その後、ストロールとルクレールはFIAのレーススチュワードに呼び出され、両者から事情聴取が行なわれた。そしてスチュワードはこのインシデントについて、ストロールに全責任があると判断した。
FIAの声明では次のように述べられている。
「スチュワードは、18号車(ストロール)および16号車(ルクレール)のドライバー、チーム代表者から事情を聴取し、ポジショニング/マーシャリングシステムのデータ、映像、タイミング、チームラジオ、車載映像を確認した結果、18号車がターン6で16号車の進路を横切った結果、16号車が18号車に接触したと判断した」
「その結果、16号車にダメージが生じた。18号車のドライバーは、チームから16号車接近の警告を受けていたようだが、それを聞き取れておらず、今回の接触に至ったと述べた」
「我々は16号車には回避する手段がなく、18号車に全面的な責任があると判断した。この状況を踏まえ、決勝レースでの1グリッド降格と、ペナルティポイント1点を科す」
アストンマーティンのチーム代表アンディ・コーウェルは、このインシデントの責任はチーム側にあるとし、マシンの損傷状況を次のように説明した。
「結局のところ、我々の無線連絡が十分にクリアではなかった。そこから学ばなければならない」
「リヤのウィッシュボーンが壊れ、フロアも損傷した。そのため昨日準備していたふたつのギヤボックスのうちひとつに交換するのが最善の選択だった。だが、その代償としてランスはFP1の残り時間を走れなかった。つまり、貴重な周回を失ったということだ」
このペナルティポイントにより、ストロールの過去12ヵ月間の累計は3ポイントとなった。これが12ポイントに達すると1レースの出場停止処分が科される。
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