大番狂わせ! トルコでストロールが初PP獲得……本人も「ショックを受けた」

トルコGPで自身初のポールポジションを獲得したレーシングポイントのランス・ストロールは、今回の結果に「ショックを受けた」ことを認めた。

大番狂わせ! トルコでストロールが初PP獲得……本人も「ショックを受けた」

 雨に見舞われ、大混乱となったF1トルコGPの予選。ポールポジションを獲得したのは、レーシングポイントのランス・ストロールだった。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが2番手となったものの、3番手にはストロールのチームメイトであるセルジオ・ペレス……今季圧倒的な強さを誇るメルセデス勢は、ルイス・ハミルトン6番手、バルテリ・ボッタス9番手となり、まさに大波乱の結果となった。

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 ストロールは乱戦となったセッションの中でも冷静さを保ち、Q3では最初はウエットタイヤを履いていたものの、途中でインターミディエイトタイヤに交換。これも功を奏し、見事な結果を持ち帰ることに成功した。

 今季イタリアGPでは、3位表彰台を獲得したストロール。しかしその後はポイントを獲得することができず、さらに新型コロナウイルスにも罹患するなど、うまくいかない日々が続いていた。しかし今回の予選では、フェルスタッペンに0.290秒の差をつけ、ポールポジションを手にしたのだ。もちろん自身初。カナダ人ドライバーとしてはジャック・ビルヌーブ以来となる。レーシングポイントとしても、前進であるフォースインディア時代の2009年ベルギーGP(ジャンカルロ・フィジケラ)に次ぐ記録である。

 予選終了後にストロールは、レーシングポイントがフリー走行では特に強さを発揮していなかった。

「ショックを受けたよ」

 そうストロールは語った。

「FP3の後、僕らがこんな位置に来れるとは思っていなかった」

「予選に向け、確信を持てないことがたくさんあった。FP3では、あまり競争力がないように見えたからね。今はとても満足している」

「最後のそのラップをまとめることができた。プレッシャーはとても大きかった。そして最初にウエットタイヤで走ったため、インターミディエイトでは実質的には1回しかアタックできなかった」

「インターミディエイトタイヤに交換するため、ピットに入った。その後1周したけど、バルテリが目の前でスピンしてしまった。そして、最後にもう1周したんだ。でも僕はマシンに自信を持てていたし、全てのコーナーを確実にクリアし、それをうまく繋ぎ合わせることができた」

「数週間の厳しい週末から立ち直るのには、とても素晴らしい結果だ。ムジェロ以降、僕にとっては厳しい時期が続いていた。そんな中で、良い気分だ。今は本当に良い気分だよ」

 一方でチームメイトのペレスは、セッションの大半でストロールの前のポジションをキープしていた。しかし最終盤にはアルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィに進路を塞がれてしまったため、タイムを更新することはできなかったと語った。

「チームにとって素晴らしい結果であるのと同時に、本当に期待していなかったことなんだ」

 ペレスはそう語った。

「結局、僕らは運が悪かっただけだ」

「最後の1周、コースのコンディションが最高だった時、ジョビナッツィが前にいた。邪魔にならないよう、彼が進路を譲ってくれることはなかった。それで、その1周を失ってしまったんだ」

「明らかに、今日はコースを走り続けることが重要だった。タイヤの温度を維持できるようにするためにもね。でも良いグリッドを確保できたと思う。2番手になるより、(奇数列の)3番手になる方が良かった。そのことが、明日の決勝で違いを生むことになると思う」

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