「壁にぶち当たっているような感覚」Q2敗退のベッテルが苦しい胸の内を吐露
セバスチャン・ベッテルは、F1 70周年記念GPでスピードを上げる方法を探っている中で壁にぶち当たったように感じると語った。
F1第4戦イギリスGPで苦戦を強いられたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、同じくシルバーストンで行なわれる第5戦F1 70周年記念GPでの巻き返しが期待されていた。しかしながら迎えた予選では、チームメイトのシャルル・ルクレールが8番手となった一方で、今季2度目のQ2敗退を喫してしまった。
ベッテルは予選を12番手で終えたが、エステバン・オコン(ルノー)が3グリッド降格ペナルティを受けたため、決勝は11番グリッドからスタートする。
予選後にインタビューに応じたベッテルは、様々なことを試したものの、マシンに何が足りていないのかについての答えが導き出せなかったと語った。
「多くのことを試してきたし、チームがやってきて努力を称賛しないといけない」とベッテルは言う。
「今週は先週よりもフィーリングが少し良くなっている。でもタイムを見ると、違いが見られないんだ」
「壁にぶち当たっているような感覚だ。僕のマシンにはもうこれ以上ポテンシャルはないと思う。12番手という結果はガッカリだし、シャルルとの差にもガッカリだ。でもさっきも言ったように、自分にできることは全てやっているし、今日以上のことができるとは思えない」
またベッテルは、現状がなぜこんなにも苦しいのかについて言い訳を探そうとしている訳ではないと語り、単純なスピード不足が問題であると指摘した。
「先週と同じようなポジションにいるし、何も変わっていない」とベッテル。
「皆全力を尽くしているけど、何か変えられないものがあるような気がする」
「正直に言うと、僕たちがこのポジションにいるのは十分な速さがないからだ。僕たちは明らかに前にいる人たちに負けてしまっている」
「運が悪かったとかそういう問題ではない。明日ポイントを持ち帰ってくることは難しいと思うけど、全力を尽くすよ。何かできるかを見てみたい」
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