

シャルル・ルクレールはアゼルバイジャンGPの予選Q2で犯したミスは“愚か”だったと認め、予選から脱落したことは当然だと話している。
F1第4戦アゼルバイジャンGPの予選は波乱の展開となり、当初ポールポジション候補のひとりとして考えられていたフェラーリのシャルル・ルクレールは、Q2の途中にターン8でクラッシュを喫してしまった。
このクラッシュは、先頭グリッドを狙っていたルクレールを予選から脱落させ、暫定9番グリッドとするには十分なものだった。
ルクレールがSkyに対して語った所によると、彼はクラッシュを悔やんでいるという。
「今日起こったことは、とても、とても残念だ。だけど、僕はその事は当然だと思う。無線で言ったように僕は愚かだった」
ルクレールはそう語っている。
「もう落ち着いているけれど、それでも自分は愚かだったと思う。だけど結果は変えられない。今回のクラッシュから学んで、そしてより強くなって戻ってきて、明日のレースは上手くやりたいと思っている」
「馬鹿な事を言いたいわけではないが、FP1〜FP3そしてQ1を考えると、ポールポジション獲得は可能だったと思っていた。だけど、僕はその可能性全てをゴミ箱に投げ捨ててしまった。だから本当にがっかりしているし、ここからより強くなって戻るつもりだ」
また、ルクレールはミディアムタイヤ装着時に、ソフトタイヤを使用している時と同じような力でブレーキをかけようとしたことが原因で、タイヤのロックを引き起こしたと考えている。
「ソフトの時と同じくらいブレーキをかけたんだけど、その時はミディアムを履いていて、そしてロックしてしまった」と、ルクレールは語る。
「誤解はして欲しくないだけど、タイヤには問題はなくて、単に僕のせいなんだ。本当にがっかりしている」
ライバルのフェラーリは直線スピードで強さを示してはいるが、ルクレールはたとえ今が不満でも、良いレース結果を持ち帰る可能性はあると認識しているようだ。
「間違いなくオーバーテイクはできる。そして、僕は明日のレースをプッシュしていくつもりだ。だけど、もう3、4時間は僕は自分自身を責めているだろうね」

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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | 第4戦アゼルバイジャンGP |
ドライバー | シャルル ルクレール |
チーム | フェラーリ 発売中 |
執筆者 | Jonathan Noble |