「F1チームへの投資とは別物」レーシングポイント、ウルフのアストンF1関与を否定
レースングポイントF1のオットマー・サフナウアー代表は、現メルセデスF1代表のトト・ウルフがアストンマーチンに投資していても、F1チームに関与するとは考えていないと語った。
写真:: Alastair Staley / Motorsport Images
レーシングポイントのオーナーであるローレンス・ストロールがアストンマーチンに出資したことに伴い、レーシングポイントは2021年に名を“アストンマーチン”へと変える。伝統あるブランドが、約60年ぶりにF1へ参戦することになった。
アストンマーチンに対しては、現在メルセデスF1でチーム代表を務めるトト・ウルフも個人的に投資を行なっている。ただ彼はメルセデスでの職務を続けるとしており、短期的にそれらの状況が変わることはないとコメントしている。
レーシングポイントのチーム代表であるオットマー・サフナウアーは、ウルフ代表によるアストンマーチンへの投資を喜んでいるが、彼がF1チーム運営に関わることは全く想定していないと話した。
「彼はメルセデスで素晴らしい仕事をしている。しかし私としては、彼が我々のチームに関心があるようには見えない」
サフナウアー代表はSky Sportsに対してそう語った。
「ロードカーの会社の株式を持つことと、赤字を出しているF1チームに出資することは全く異なるモノだ」
サフナウアー代表はウルフ代表と、アストンマーチンへの投資についてまだ話したことはないという。しかし彼は、投資がよく考えられたビジネス上の決定だと推察している。
「彼とはオーストラリアGPのレースウィークから、かれこれ6〜7週間は話していない。何度かZoomで姿は見たが、その件については尋ねていないんだ」
「私のようにトトをよく知っている人間からすれば、彼の言っていることは間違いなく正しいと思う。株価そしてトレンドを見れば、購入するには良いタイミングだったからだ」
「トトはそういった点でかなり優秀だ。彼はそういった種類の物事で少しお金を稼いだと思っている。そして、彼の言っていることを疑うことはない。彼は間違いなく正しいと思うし、購入するにもいいタイミングだったと思うよ」
アストンマーチンについては、新型コロナウイルスのパンデミックによって市販車の販売数に大きな影響を受けており、資金不足に陥る懸念も持ち上がったが、2021年以降のF1の計画は予定通りに進められていると見られる。
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