「スチュワードが僕らからレースを奪った」勝逸ベッテル、無線で裁定を批判

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「スチュワードが僕らからレースを奪った」勝逸ベッテル、無線で裁定を批判
執筆:
2019/06/10 3:00

48周目にコースオフし、その後コースに合流した際の動きが安全ではなかったと判断されたセバスチャン・ベッテル。彼とチームの無線交信を振り返る。

 F1カナダGPの決勝レース、フェラーリのセバスチャン・ベッテルはトップチェッカーを受けた。しかし48周目にコースオフし、その後コースに復帰する際の動きが危険だったと判断され、5秒のタイム加算ペナルティを受けたことで、勝利を逃すことになった。

 ベッテルはチーム無線で、ペナルティを科したスチュワードの決断を批判し続けた……。

エンジニア:「我々は安全ではないコース合流だったということで、5秒のタイムペナルティを受けてしまった。だから飛ばせ。ハミルトンは3秒後方だ」

ベッテル:「僕には行くところがなかった。本当に、行くところがなかったんだ。そして彼に近づいてしまった」

エンジニア:「了解」

ベッテル:「僕は芝生の上を通らなければいけなかった。そして戻ってきた。彼は素晴らしいグリップを得ていた。僕はどこに行けば良かったのか教えてよ? 僕のタイヤには芝が着いてしまった。彼がアウト側に行ったのは彼のせいだ。もし彼がイン側に行っていれば、僕を抜くことができただろう」

エンジニア:「OK。集中を切らすな。それは分かった。だから集中し続けよう。あと10周だ」

ベッテル:「僕は集中しているよ。でも、彼ら(スチュワード)は僕らから、レースを奪ってしまった」

エンジニア:「それも分かった」

 レース後、ベッテルはさらに無線で自分の想いをぶちまけた。

ベッテル:「芝生を通ったのにマシンをコントロールできるなんて、何も見えていないみたいだ。壁に当たらなかっただけでも、僕はラッキーだった。一体どこへ行けばよかったんだ? これは間違った世界だ。これはフェアじゃない」

 チーム代表のマッティア・ビノットは、ベッテルを落ち着けようとしたが、ベッテルの気持ちは収まらなかった。

ベッテル:「落ち着いてなんていられないよ。これはフェアじゃない。僕は怒っているし、怒る権利があると思う。誰かが何を言っても構わない」

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