イベント広場のみならず各チームピットも……F1日本GP、台風19号に備え一時撤収進む
F1日本GPが行われている鈴鹿サーキットでは、台風19号の接近に備えてイベントスペースや各チームのピットガレージで一時的な撤収作業が進んでいる。
写真:: 吉田知弘
台風19号の接近により、10月12日(土)の全スケジュール中止が決定した鈴鹿サーキット。台風による荒天に備え、一時的な撤収作業が始まっており、通常のグランプリでは見られない騒然とした雰囲気になっている。
気象庁の発表によると台風19号「ハギビス」は10月11日(金)18時50分現在、八丈島の南南西約490kmに位置し、中心気圧は925hPaと非常に強い台風となっている。当初の予報より少し東よりの進路になり始めているものの、12日の午後には鈴鹿サーキット周辺に最接近し、強風や大雨が予想されている。
そこでFIA、Formula1、およびJAFは全ての観客や競技関係者の安全を最優先に考え、12日(土)の全スケジュール中止を決定。ホテルエリアを除いて全て閉鎖となり、チームやメディア関係者も含めて、一切サーキット内に立ち入ることができないこととなった。
台風接近に備えて、イベント広場「GPスクエア」のオフィシャルステージやホンダの展示スペースは14時00分に一時的な撤収作業を開始。さらに各チームもフリー走行2回目が終わるとプラットフォームやパドックにあるパーテーションなどの一時撤収をスタート。チームによっては機材関係を移動用のコンテナに収納し直すところもあった。
また、鈴鹿サーキットは各チームのピットガレージ前に置く土嚢を用意。台風に備えた対策が急ピッチで進んでいる。
なお、今後も何か変更等が発生した場合は、鈴鹿サーキットの公式サイトおよびSNSで決定次第発表される。
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