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ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】
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ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】

F1メカ解説|チームの本拠地から近いシルバーストンに、アップデート多数

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F1メカ解説|チームの本拠地から近いシルバーストンに、アップデート多数
執筆:
2019/07/12 3:15

多くのF1チームがその本拠地を置くイギリス。同じ国内で開催されるイギリスGPは、新パーツを持ち込みやすいグランプリとしても知られている。

 各チームの本拠地から近いシルバーストン・サーキットで行われるイギリスGP。その木曜日の車検では、多くのチームが前戦オーストリアGPとは異なるエアロパーツを持ち込んでいるのが確認できた。

 そのいくつかを本記事でご紹介。しかしこれは、今回持ち込まれている新パーツのほんの一部にすぎない。

ルノーの低ドラッグ仕様のリヤウイング

Daniel Ricciardo, Renault F1 Team R.S.19 rear wing detail

Daniel Ricciardo, Renault F1 Team R.S.19 rear wing detail

Photo by: Giorgio Piola

 シルバーストンは高速サーキットのひとつに数えられている。しかも長いストレートが2本存在するため、ダウンフォースをつけすぎてしまうと空気抵抗により多くのタイムを失ってしまうことになりかねない。

 そのため各チームは、超高速のモンツァ仕様ほどではないものの、ダウンフォースの発生量を抑えた薄いフラップを搭載したリヤウイングを、今回のシルバーストンに持ち込んでいる。

 メインプレーンの形状も併せて変更することで、DRSを作動させた際の効果向上も狙われているが、これはストレートの前に位置するクラブコーナーやルフィールドの立ち上がりで、必要なトラクションを得られない可能性もある。

 ルノーはよりダウンフォース発生量の低い、写真のようなリヤウイングを持ち込んだ。しかし、メインプレーンの中央部分の前端は、ウイングステーの取り付け点で上方に持ち上げられている。これにより、ステーとの連続性を持たせているものと考えられる。

レッドブルのリヤウイング

Max Verstappen, Red Bull Racing RB15 rear wing detail

Max Verstappen, Red Bull Racing RB15 rear wing detail

Photo by: Giorgio Piola

 レッドブルは、優勝したオーストリアと同じ角度のリヤウイングを持ち込んでいるようだ。これはダウンフォースレベルが中〜低程度のモノで、ストレートでのパフォーマンスを最大化するものだ。また空気抵抗を減らすため、傾角の低いメインプレーンも搭載している。

 レッドブルは今季これまでのところ、フリー走行ではふたりのドライバーに異なるウイングを使わせ、比較テストを行うことが多かった。今回も、木曜日の車検時には、マックス・フェルスタッペンのマシンのリヤウイング後端にはガーニーフラップが付けられていなかったが、ピエール・ガスリーのリヤウイングにはそれが付けられていた。

 これも比較テストの一環だと考えられるが、苦戦が続くガスリーに自信を取り戻させるため、大きなダウンフォースを付けさせようという策なのかもしれない。

メルセデスの冷却口

Mercedes AMG F1 W10 side detail

Mercedes AMG F1 W10 side detail

Photo by: Giorgio Piola

 驚くような高温に見舞われたオーストリアGP。メルセデスは週末を通じて、オーバーヒートに苦しみ続けた。しかしシルバーストンの週末は21度を超えることはないという予報が出ているので、オーストリアGPほどの冷却性能が求められることはないだろう。

 そのためメルセデスは、オーストリアでハロの取り付けポイントの後方に冷却口を設けていたが、今回はこれを埋めることができた。

 このエリアには脱着可能な複数のパネルが用意されていて、冷却の必要性によってその開口部を増やしたり減らしたりすることができる。コクピット横のルーバーとも言われるサメのエラのような開口部も、今回は前方の部分が閉じられている。

レーシングポイントはフロントウイング翼端板を変更

Racing Point RP19 front wing detail

Racing Point RP19 front wing detail

Photo by: Giorgio Piola

 2019年シーズンから、フロントウイングに関するレギュレーションが変更。チームが行える開発の自由度が著しく制限されることとなった。

 この翼端板付近は近年、フロントタイヤの外側に気流を向けるために積極的に活用されてきた。これは今も変わらないが、レギュレーション変更に伴い、これまでとは違った解決策を各チームが模索している。

 そんな中、レーシングポイントは極端なデザインの翼端板をシルバーストンに持ち込んだ。翼端板のフットプレート(翼端板の下端に取り付けられた、地面と水平方向の板)の後方部分が大きく切り取られており、これもおそらく気流を外に向けて流すための開発の一環なのだろう。

 フットプレートでは、気流の渦が生み出される。しかしこのフットプレートが切り取られた部分では気流がスムーズに流れるため、この差が気流を外向きに変えるという考え方なのだろうと思われる。

アルファロメオ、”ケープ”を投入

Alfa Romeo Racing C38 nose detail

Alfa Romeo Racing C38 nose detail

Photo by: Giorgio Piola

 アルファロメオは、メルセデスなどが採用する”ケープ”と呼ばれるパーツを搭載してきた。このケープは、ノーズの下に取り付けられた地面と平行に置かれた板状のパーツである。これによって気流の向きを整え、モノコック先端の下に取り付けられたターニングベインに向けて流している。このターニングベインを通った気流はさらにバージボードへと送られ、マシンのサイドポンツーン横に向けて流れ、最終的にはディフューザーの上部に向けて流れることで、ディフューザーの効果を高めているはずだ。

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