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ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】
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ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】

カナダで躍進したルノーF1、母国フランスにアップデートを持ち込む

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カナダで躍進したルノーF1、母国フランスにアップデートを持ち込む
執筆:
2019/06/22 2:58

ルノーF1チームは、競争の激しい中団グループから抜け出すため、フランスGPにアップデートパーツを持ち込んでいる。

 スペインGPでパワーユニットにアップデートを投入したルノー。その後徐々にパフォーマンスを上げ、前戦カナダGPでは6位と7位を獲得した。

 その勢いをさらに加速させるべく、チームにとっての母国レースとなるフランスGPに、いくつかのアップデートを持ち込んできた。しかもダニエル・リカルドのマシンには、スペックBと呼ばれるパワーアップしたパワーユニットを搭載している。

ルノーの新型ノーズ

Renault R.S. 19 front wing detail

Renault R.S. 19 front wing detail

Photo by: Giorgio Piola

 ルノーがフランスGPに持ち込んだ新型ノーズ。ウイングステーが後方に延長され、さらに地面と水平方向に”ケープ”と呼ばれる平らな板を取り付けている。このケープは、フロントのエリアで生み出される揚力を制限するのを手助けしている。

 また気流がノーズ正面に比べて長い距離を流れるようにすることで、追加のダウンフォースも生むことに繋がる。

ルノーのサイドポッド

Daniel Ricciardo, Renault F1 Team R.S.19

Daniel Ricciardo, Renault F1 Team R.S.19

Photo by: Giorgio Piola

 ルノーはまた、サイドポッドの前端部に存在するターニングベインを広げてきた。そして水平のボティワークと繋げるためにより高くなった。

 これにより、ホイールのアッセンブリー周辺を通り抜けた気流を整え、マシンに沿って流すガイドとするための、多くの選択肢を生み出すことに繋がるはずだ。

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マクラーレンもフロントウイングをアップデート

McLaren MCL34 front wing detail

McLaren MCL34 front wing detail

Photo by: Giorgio Piola

 フランスGP初日に好調な走りを見せたマクラーレンは、新しいデザインのフロントウイングを持ち込んでいる。フリー走行では、その効果を確認するためにフロービズを塗り、気流を可視化していた。

 このウイングは、バルセロナに投入されたフェラーリスタイルの進化版。ウイング下面に配置し直されたストレーキにより、ウイングの上面と下面の気流に影響を与えるように見える。

アルファロメオのバージボードエリア

Alfa Romeo Racing C38 sidepods detail

Alfa Romeo Racing C38 sidepods detail

Photo by: Giorgio Piola

 アルファロメオも、フランスにアップデートパーツを持ち込んできた。彼らが用意したのは、巨大なブーメラン型のフィン。バージボードエリアの前端に、斜めに取り付けられた。

 その中央部は、ホイールの内側を通った気流をいち早く拾うために前方に向けて伸び、バージボードのノコギリの刃のようになったギザギザのフィンに整った気流を送ることを狙っている。

 またこのノコギリ状のフィンは気流を下向きに変え、ターニングベインにそれを送り、サイドポッドのアンダーカットに沿って気流を流すようになっている。

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