マクラーレン、スプリント予選は“予想通り”の6、7番手。ノリスはブレーキトラブルで後手に回る「もっと攻められたはず」
マクラーレンのランド・ノリスは、イギリスGPのスプリント予選でブレーキトラブルに見舞われたことで後手に回ったと語った。
F1イギリスGPの金曜日に行なわれたスプリント予選。そこでマクラーレン勢はメルセデスやフェラーリを上回ることができず、ランド・ノリスが6番手、オスカー・ピアストリが7番手に終わった。
マクラーレンMCL40は、ライバルであるメルセデス、フェラーリ、レッドブルと比べて空気抵抗(ドラッグ)が大きく、エネルギーマネジメントの面でも後れを取っている。また、メルセデスがワークスチームとカスタマーチーム向けに投入した最新仕様のパワーユニットも、マクラーレンは搭載できていない。そんな状況から、彼らは今回のレースで苦戦することが予想されていた。
マクラーレン勢はFP1でも上位に食い込むことができず、トップタイムだったルイス・ハミルトン(フェラーリ)に対してピアストリが0.887秒差の5番手。ノリスが1.028秒差の7番手だった。迎えたスプリント予選でも状況は大きく改善せず、フェラーリ、メルセデス、そしてレッドブルのマックス・フェルスタッペンの後ろに回ることになった。ただし、ハミルトンが記録したポールタイムとの差はコンマ3秒まで縮まっていた。
またノリスにとっては、フロントブレーキダクトのダメージによって後手に回ってしまった。修復作業はSQ3が始まってからも続いていたため、最終アタックに向けた準備に影響が出てしまった。
昨年は母国イギリスでの初優勝を記録したディフェンディングチャンピオンのノリス。彼は次のように説明した。
「思っていた以上に大変だった。最終ラウンドになってようやく直せたんだ」
「メカニックたちは最後のアタックまでに修復してくれて、本当にいい仕事をしてくれた。それまでのクルマとはまったく別物になっていて、格段に良くなっていたんだ」
「それまでは本当にひどい状態だったし、修復できたのは運が良かった。でも最後のアタックでようやくクルマの感触をつかんだ頃には、『もっと攻められたな』という気持ちだった」
「少し不運な1日だった。でもペース自体は十分あったと思う」
ブレーキの修復に時間がかかったことによって、問題が解決したSQ3のアタックでも全てを出し切ることができなかった様子のノリス。結局は予想通りの位置からスプリントを戦うことになる。彼は同じくグリッド3列目に並ぶメルセデスのジョージ・ラッセルよりも、3番グリッドのフェルスタッペンが現実的なライバルになると考えている。
「レッドブルとは戦えるかもしれない。でもジョージのメルセデスは明らかに速い」とノリスは言う。
「あれだけ速いクルマと戦うのは難しい。ただ、何が起こるか分からない。最後の方では少し手応えもあったし、いくつか理解すべき点がある。明日に向けて改善できることを確認したい」
またチームメイトのピアストリも、自身のスプリント予選の順位はほぼ予想通りだとして、その結果には満足していない。彼は次のように語った。
「フリー走行を終えた時点で、僕たちはかなり遅かった。だからこの順位はだいたい予想どおりだった」
「正直に言えば、ルイスやキミ(アントネッリ/メルセデス)の少し後ろの集団に近い位置には来られたと思う。今日は本当に難しい一日だった」
「今日は全力を出したけど、それでもペースが足りなかった。それが少し残念だけど、また明日頑張るよ」
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