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本来ならば昨日はF1中国GPだったはず……上海での、記憶に残る5グランプリ

本来ならば4月16日は、F1中国GPの決勝レースが久々に開催される予定だった。しかし新型コロナウイルスに関する渡航制限が完全には解除されなかったため開催中止となった。この中国GPでは、歴史的に色々な出来事が起きている。

Podium: race winner Michael Schumacher with Fernando Alonso and Giancarlo Fisichella

 F1の中国GPは、中国における新型コロナウイルスの渡航制限が完全に解除されなかったため、4年連続で中止されることになった。予定通り開催されていれば、4月16日に久々の中国GP決勝が行なわれていたはずだ。

 この中国GPを含め、2023年シーズンのF1は当初24戦で組まれていた。しかし中国GPが中止となり、その代替イベントも開催されないため、結局2023年は全23戦に。それでも過去最多の開催数だが、オーストラリアGPからアゼルバイジャンGPにかけ、4週間のインターバルが設けられることになった。

 中国GPが初開催されたのは2004年のこと。そこから2019年までの16回の開催では、記憶に残るシーンが多数存在する。本稿ではそのいくつかを紹介していこう。

1. ”皇帝”ミハエル・シューマッハー最後の勝利:2006年

Fernando Alonso, Renault, Michael Schumacher, Ferrari and Giancarlo Fisichella, Renault

Fernando Alonso, Renault, Michael Schumacher, Ferrari and Giancarlo Fisichella, Renault

Photo by: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 ルイス・ハミルトンに抜かれるまで、長く最多勝記録を保持していたミハエル・シューマッハー。彼の最後の勝利、つまり91勝目が、この中国GPだった。

 2006年の第16戦に設定されていた中国GPでシューマッハーは、タイトル争いのライバルであるフェルナンド・アロンソ(当時ルノー)と、そのチームメイトであるジャンカルロ・フィジケラを抑えて優勝。獲得ポイントで同点に並び、残り2戦で8回目のタイトル獲得に望みを繋いだ。前戦イタリアGPの際には、この年限りでのF1引退を表明しており、最後のタイトル獲得のチャンスが広がったのだった(結果的には後に現役復帰するわけだが……)。

 ただ中国GPの次のレースとなった日本GPでは、エンジントラブルによりリタイア。アロンソが勝利したことで、タイトルの可能性はほぼ潰えた。最終戦ブラジルGPは4位で、チャンピオン獲得には届かなかった。

2. ハミルトン、ルーキーイヤーの苦悩:2007年

Lewis Hamilton, McLaren MP4-22 Mercedes

Lewis Hamilton, McLaren MP4-22 Mercedes

Photo by: Andrew Ferraro / Motorsport Images

 今や最多勝記録をはじめ、F1の様々なレコードを保持しているルイス・ハミルトンも、2007年はルーキーイヤーだった。しかしルーキーながら非凡な才能を発揮し、チームメイトのフェルナンド・アロンソとタイトル争いを繰り広げていた。

 この年も中国GPはシーズン終盤、最後から2番目のレースとして開催。そこにハミルトンは、12ポイントのリードを手にした、ランキング首位で挑んでいた。デビュー1年目からタイトルを獲得する、絶好のチャンスが訪れたのだ。

 中国GPは雨。ハミルトンはさらに雨が続くことを予想し、摩耗したレインタイヤを履いたままステイアウトの戦略を採っていた。しかし天候は彼に味方せず、ハミルトンはピットへ。しかしピットレーン入り口手前でコースオフ。当時そこにはグラベルトラップがあったため、そこにスタックしてレースを終えることになってしまった。

 ハミルトンは最終戦ブラジルでも7位に終わり、タイトル獲得を逃した。

3. レッドブルの初優勝:2009年

Sebastian Vettel, Red Bull Racing RB5

Sebastian Vettel, Red Bull Racing RB5

Photo by: Sutton Images

 レッドブルが初優勝を遂げたのは、もう何年も前のことのように思える。しかしそれはわずか14年前のこと……2009年である。

 この年はブラウンGPがダブルディフューザーの効果を活かして、シーズン前半は圧倒的な強さを見せた。

 しかし第3戦として開催された中国GPは、ウエットレース。ここでセバスチャン・ベッテルがポールポジションから優勝し、レッドブルに初優勝をもたらした。2位にもチームメイトのマーク・ウェーバーがつけ、1-2フィニッシュを達成。ブラウンGPのジェンソン・バトンは3位だった。なおベッテルにとっては前年イタリアGPに次ぐキャリア2勝目である。

 レッドブルはシーズン後半にかけてブラウンGPを追い詰めたが、最終的には届かず。ブラウンGPとバトンは、共に初のチャンピオンを手にした。

 しかし翌年からレッドブルは圧倒的な強さを発揮し、タイトル4連覇を達成した。一方ブラウンGPはメルセデスが買収。後のチャンピオンチームに育っていくことになる。

4. 一体どこへ行った? トロロッソのフロントホイールが突然外れる:2010年

Sébastien Buemi, Scuderia Toro Rosso STR5 crashed in the first practice session

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Photo by: Sutton Images

 中国GPの舞台である上海国際サーキットの特徴のひとつが、長いバックストレートだ。開催が始まった当時、1.1kmという長さのストレートは、グランプリのカレンダーの中においても最も長いストレートのひとつだった。

 そんなストレートエンドのブレーキングで、その事故は起きた。2010年のことだ。

 トロロッソのセバスチャン・ブエミがストレートエンドでブレーキをかけたその瞬間、左右のフロントサスペンションが弾き飛ぶように破損し、ホイールがタイヤをつけたまま、マシンを外れて跳ね上がってしまったのだ。

 幸運なことに、ブエミのマシンはバリアに激突するのではなく、ランオフエリアのグラベルトラップで停止。大怪我など最悪の事態は避けられた。

 一方2本のホイールは、跳ね上がってフェンスを超えて飛んでいってしまった。こちらも幸いなことに、コースマーシャルや観客に負傷者を出すには至らなかった。

 ただある情報によれば、飛んでいってしまったホイールは、観客によって持ち出され、チームに戻ってこなかったという話もある。

5. メルセデス&ロズベルグ初優勝+小林可夢偉FL獲得:2012年

Podium: second place Jenson Button, McLaren, Race winner Nico Rosberg, Mercedes AMG F1, Norbert Haug, Mercedes Sporting Director, third place Lewis Hamilton, McLaren

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Photo by: Sutton Images

 2014年に現行のパワーユニット・レギュレーションが導入されて以降、毎年勝利を挙げているメルセデス。しかしそれ以前は、常に優勝を狙えるチームだったわけではない。

 ブラウンGPを買収する形で、2010年からワークスチームとして”復帰”を果たしたメルセデス。メルセデスという名称のチームが走るのは、1955年以来のことだった。

 チャンピオンを獲ったブラウンGPを引き継いだものの、優勝は遠く。2010年、2011年と未勝利のまま終わっていた。そして2012年、ニコ・ロズベルグのドライブにより、新生メルセデスとしての初優勝を達成。ロズベルグにとっては、F1参戦111戦目での勝利だった。

 予選では、ポールポジションがロズベルグ、2番手にはマクラーレンのルイス・ハミルトンが入った。しかし、ハミルトンはギヤボックス交換によるペナルティを受けたため、フロントロウ2番手に並んだのはミハエル・シューマッハー。メルセデス勢がフロントロウを独占する形となった。

 決勝ではシューマッハーがマシントラブルによりリタイア。ロズベルグはマクラーレンのバトンとの戦いを繰り広げたが、最終的には20秒差を築いて優勝してみせた。

 なおこのレースでは、ザウバーの小林可夢偉(10位)がファステストラップを記録。小林にとってはこれがF1で唯一のファステストラップである。なおフロントロウに並んだ2台のメルセデスの後ろ、3番グリッドにいたのもこの小林だった。

 
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