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シーズン再開のF1マイアミGP、スプリント開催で唯一のフリー走行が90分に延長へ

FIAは、長期のシーズン中断や最近のレギュレーション変更に加え、スプリント開催であるということも踏まえて、F1マイアミGPのフリー走行を90分に延長する。

The lap board

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 FIAは、1ヵ月のインターバルを経てF1のシーズンが再開されるマイアミGPにおいて、フリー走行のセッション時間を60分から90分に延長することを決定した。

 4月23日に発表された公式声明の中でFIAは、週末のプログラムにおける重要な変更点を確認した。

「関係者全員と協議した結果、マイアミGPの最初のフリー走行セッション(FP1)を90分に延長することで合意した」

 マイアミGPはスプリント開催となるため、週末唯一のフリー走行が30分延長されるということだ。FIAはこの措置について理由を隠さず、声明の中で明確に説明している。

「この決定は、前回のグランプリから経過した時間、最近発表された規制および技術的な調整、そしてマイアミGPがスプリント形式で開催されるため、週末を通して利用できるフリー走行の時間が減少するという事実を考慮して下されたものだ」

 マイアミGPは、中東情勢の悪化によりバーレーンGPとサウジアラビアGPが中止となり、異例尽くしの1ヵ月を経てシーズンが再開される週末となる。

 このインターバルによりサーキットにおけるマシン開発は停滞したものの、ファクトリーでのマシン開発は続けられている。そのため、ほとんどのチームがマイアミGPにアップデートを持ち込むだろう。

 また、このインターバル期間にはF1自身が「革命ではなく進化」と定義するレギュレーション調整が実施された。各チームは新たなエネルギーマネジメントへの迅速な適応を迫られることになるだろう。

 しかしスプリントフォーマットでのフリー走行は60分一回のみ。数時間後にはスプリント予選が行なわれ、パルクフェルメ規定によりマシンの大きな変更はできなくなってしまう。

 そのフリー走行で各チームはエネルギーマネジメントの確認やセットアップの確認・修正、アップデートの効果測定など、やるべきことが山積み状態だった。

 FIAは”何も分からないまま”週末が進むリスクを理解し、チームに多少の余裕を与えることを選択した。異例の譲歩ではあるが、このフリー走行延長はどのチームにとっても歓迎すべきものとなるだろう。

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