F1 日本GP

フェラーリ、F1日本GPで新フロア投入。ランキング2位争うメルセデスに追いつくための武器になる?

フェラーリがF1日本GPで導入した新フロアは、メルセデスとのコンストラクターズランキング2位争いを優位に進めるための武器になっているようだ。

Matt Somerfield Giorgio Piola

公開日時: 2023/10/05 3:00

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Carlos Sainz, Ferrari SF-23

 F1はシーズン終盤のフライアウェイラウンドに突入したが、マシンのアップデートを続けているチームもある。

 メルセデスとコンストラクターズランキング2位を争っているフェラーリもそのうちのひとつで、日本GPでフロアをアップデートを投入した。

Ferrari SF-23 side detail

Ferrari SF-23 technical detail

 フロアに沿って発生するロスを減らし、パフォーマンスを向上することがその狙いだという。変更はフロアアッセンブリーの前面から始まっており、フロアフェンスをわずかに変更することで局所的な気流を改善し、下流側のクオリティ向上も目指しているという。これにより、フロア下面との相互関係も変化しているようだ。

 フロアはリヤに向かって細くなるようにデザインされており、下向きのアーチによってエッジにリップが形成されている。ディフューザーのサイドウォールはフェラーリがリソースを投じているエリアであり、車両前方に加えられたアップデートの効果を最大限発揮するために、変更が加えられた。

Red Bull Racing RB19 new floor comparison

Red Bull Racing RB19 new floor comparison

Photo by: Giorgio Piola

 日本GPで新しいフロアを使用したのはフェラーリだけではなかった。レッドブルはシンガポールGPではマシンセットアップで混乱したことから使用を断念したアップデートを持ち込んだ。

 新フロアの変更点は、実際には新たな領域をカバーするためのものではなく、すでにあったディティールを改善し、パフォーマンスを向上することを狙っている。

 フロア前方のC字型に盛り上がったエッジウイングは今季のトレンドだが、以前のレイアウトと比べるとサイズが大きくなっている。

 一方、その後ろのねじれたスクロールのような部分にはキャンバーが追加され、ストレーキも2本に増加。より気流をうまくコントロールしたいという狙いが見える。

Mercedes F1 W14 rear wing detail

Mercedes F1 W14 rear wing detail

Photo by: Uncredited

 メルセデスもマシンに何の変更も加えず日本GPに臨んだわけではなく、リヤウイングエンドプレートの下部に、特徴的なデザインの”盛り上がり”を追加した。

 これは局所的にダウンフォースを生むだけでなく、周囲のエレメントやそれらが生み出す流れ構造を空力的にサポートする効果があるはずだ。

 開幕戦の時点では、アストンマーチンがターニングベインのような形で同様の効果を狙った他、マクラーレンやアルピーヌ、ウイリアムズ、アルファタウリといったチームがメルセデスと同じようなソリューションを採り入れている。

AlphaTauri AT04 technical detail

AlphaTauri AT04 technical detail

Photo by: Filip Cleeren

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 【相撲から見たF1の世界】人気を高めるために重要な”きっかけ”:力士俳優の田代良徳と澤田賢澄に訊く……日本GP前イベントでフェルスタッペンや角田裕毅らと共演

次の記事 チームオーダー騒動でガスリー激怒のアルピーヌ、ポジション入れ替え指示には後悔なしも「彼とのコミュニケーションは最適ではなかったかもしれない」

More from

Matt Somerfield



F1メカ解説|8種類のリヤウイングと14種類のビームウイングを投入したマクラーレン……2025年ダブルタイトルを目指し「デザイン上のリスク」を冒す

F1

F1 2024/12/24

F1メカ解説|8種類のリヤウイングと14種類のビームウイングを投入したマクラーレン……2025年ダブルタイトルを目指し「デザイン上のリスク」を冒す



F1メカ解説|2026年からの新レギュレーションF1マシン、デザインの自由度が増した? FIAが発表した新たなレンダリングを検証

F1

F1 2024/12/17

F1メカ解説|2026年からの新レギュレーションF1マシン、デザインの自由度が増した? FIAが発表した新たなレンダリングを検証



F1メカ解説|RBがシーズン最終戦に投入した”2025年に向けたテスト”用フロントウイング。その狙いは?

F1

F1 2024/12/15

F1メカ解説|RBがシーズン最終戦に投入した”2025年に向けたテスト”用フロントウイング。その狙いは?

More from

フェラーリ



フェラーリ、ポール争いに絡めず。ルクレール「自分たちで状況を難しくしてしまった」

F1

F1

イタリアGP

フェラーリ、ポール争いに絡めず。ルクレール「自分たちで状況を難しくしてしまった」



最後尾スタートのアントネッリ、表彰台までリカバリーは難しい? フェラーリが予想以上の難敵か

F1

F1

イタリアGP

22 時間前

最後尾スタートのアントネッリ、表彰台までリカバリーは難しい? フェラーリが予想以上の難敵か



フェラーリ、アップデートの息切れはなし? バスール代表が自信「最後まで開発をプッシュし続ける」

F1

F1

イタリアGP

2 日前

フェラーリ、アップデートの息切れはなし? バスール代表が自信「最後まで開発をプッシュし続ける」

最新ニュース



フェラーリ、ポール争いに絡めず。ルクレール「自分たちで状況を難しくしてしまった」

F1

F1 F1

イタリアGP

フェラーリ、ポール争いに絡めず。ルクレール「自分たちで状況を難しくしてしまった」



チェッカー後にマシンが大炎上! デュルクセンがモンツァ戦土日連勝で完全制覇。宮田莉朋も快走5位|FIA F2モンツァ戦フィーチャーレース

FIA F2

F2 FIA F2

モンツァ

13 分前

チェッカー後にマシンが大炎上! デュルクセンがモンツァ戦土日連勝で完全制覇。宮田莉朋も快走5位|FIA F2モンツァ戦フィーチャーレース



ガスリー本人にとっても、初ポールポジション獲得は予想外「土曜日に向けて微調整したら自信が増した。決勝で順位を守れたらいいね!」

F1

F1 F1

イタリアGP

53 分前

ガスリー本人にとっても、初ポールポジション獲得は予想外「土曜日に向けて微調整したら自信が増した。決勝で順位を守れたらいいね!」



加藤大翔、連勝逃すも3位! 2戦連続表彰台獲得。りー&山越も入賞。日本勢大活躍|FIA F3モンツァ フィーチャーレース

FIA F3

F3 FIA F3

Monza

1 時間前

加藤大翔、連勝逃すも3位! 2戦連続表彰台獲得。りー&山越も入賞。日本勢大活躍|FIA F3モンツァ フィーチャーレース

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録