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アロンソの復帰、ベッテルの離脱……2020年に向けた“シリーシーズン”が動き出す

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アロンソの復帰、ベッテルの離脱……2020年に向けた“シリーシーズン”が動き出す
執筆:
2019/07/08 10:01

昨年のF1ドライバー市場はダニエル・リカルドの電撃移籍が引き金となり大きく様相が変わったが、今年のシリーシーズンはある程度穏やかな様子だ。しかし、何が起こるかは分からない。

 F1ドライバー市場は、トップドライバーの契約が2020年まで結ばれているため、大きな動きがあった昨シーズンより安定しているように見える。

 だが、F1で長きに渡って安定なものは何もなく、シーズンが中盤に差し掛かるにつれて、パドックには噂がひしめき合い既にチームとドライバーは2020年に向けてギアを入れているようだ。

 今年のF1ドライバー市場における最も魅力的な面のひとつとして、ステップアップを果たそうとするルーキーだけではないことがあげられるだろう。

■ドライバー市場の動きはオコンが鍵?

 そのドライバー市場で、中心的な役割を果たすかもしれないドライバーとして、エステバン・オコンと、フェルナンド・アロンソが挙げられる。

 メルセデスの育成ドライバーであるオコンは、昨シーズンにダニエル・リカルドがルノーへ電撃移籍を果たしたことの犠牲者でもある。オコンはルノー移籍の契約を結べると信じていたのだ。

 しかし、リカルドの移籍によってオコンはシートを失い、他のチャンスも消え去った。オコンには今シーズンをメルセデスのリザーブドライバーとして過ごす以外の選択肢が無いに等しかった。

 現在、彼をF1に戻すためのシートを手配する努力が為されており、内部の情報によると多数の選択肢があるという。

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 オコンの第1目標はメルセデスだ。現在バルテリ・ボッタスが結んでいる契約の期間は単年となっている。つまりチームは2020年のルイス・ハミルトンのチームメイトをどうするか決める必要があるのだ。

 ボッタスは昨シーズン、未勝利に終わる厳しい1年を過ごしたが、今シーズンは既に2勝を挙げるなど力強い結果を示しており、オコンの出る幕はなくなったようにも見える。だが、ウルフはボッタスがチームに留まるならばこうしたレースを続ける必要があることは明らかだ、とコメントしている。

「バルテリは昨年、それが好ましいものではないにしろ、1年の契約延長は問題はないと私に語っていた」

 ウルフはmotorsport.comに対しそう語った。

「バルテリはF1のシートに座るのに値すると思う。そして彼はそれが自身のパフォーマンス次第だということを理解している。それから我々は彼のことをとても気に入っているよ」

「シーズン始めの1/4はとても強かった。ただ彼は成果を稼ぎ、そうしたことを行い続ける必要がある……これは我々、バルテリと私達が合意したことでもある」

 ボッタスが“成果を稼ぎ続けた場合”、メルセデスが影響力を持つウイリアムズとレーシングポイントが、オコンにとってF1復帰の明らかなチャンスになるだろう。だが、彼がメルセデスとの関係を維持する必要があるかははっきりとしていない。

 ウルフはオコンのキャリアのために関係を断つことが必要なら行う考えがあるという。

「彼はメルセデスのドライバーだという認識がある。恐らく我々は登録を整理して、彼のキャリアを追求できるようにする必要があるだろう。だが、それは彼に対する扉を閉ざすということと同じではない」

 それはメルセデスの支配下から解放するという意味かと訊くと、ウルフは「ドライバーが他のチームでドライブする場合、彼はとにかく(メルセデスから)解放されるだろうと思う。(その時は)彼はメルセデスのドライバーではない。それは他のチームでドライブする場合、そのチームのために最高の能力をもたらす契約にサインするからだ」と語っている。

■ルノー、レーシングポイント、ハース……中団チームのドライバー変更の動きは?

 メーカーのスイッチを考慮すると、オコンは再びルノーのドライバーラインアップ案の枠に入ることができる。彼らはニコ・ヒュルケンベルグの契約を延長するかを考慮しているためだ。

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 フランスのメーカーにとって、フランス人ドライバーをマシンに乗せることには格別の魅力があるはずだ。加えて、オコンはヒュルケンベルグよりも安価な契約に合意するだろうと考えられる。

 だが、オコンにはハース移籍という選択肢もある。ロマン・グロージャンが厳しいシーズンのスタートを切ったことで、彼の将来に疑問符が生じているからだ。

 グロージャンは今シーズンまだ2ポイントしか獲得できていないが、対照的にチームメイトのケビン・マグヌッセンは14ポイントを獲得している。そして、チームはますます接戦の度合いを増す中団争いにおいて、前に進むために変化の時がやってきたと考えているかもしれない。

 ハースにとってのもう一つの選択肢はセルジオ・ペレス(レーシングポイント)だ。レーシングポイントに留まることに注力する以前、ペレスはグロージャンとハースのシート争いをしていたのだ。

 ただ、レーシングポイントは予想よりも厳しいシーズンを過ごしている。ペレスは自身のキャリアが刻一刻と進んでいることを認識しているだろうから、今夏は2020年に向けた厳しい選択に直面するだろう。

 そして、ペレスが移籍した場合は、レーシングポイントはオコンによっては最良の場所になるだろう。だがその一方で、チームオーナーのローレンス・ストロールはカナダ人によるスーパーチーム結成とニコラス・ラティフィ(F2/ウイリアムズリザーブドライバー)の獲得を示唆している。

 こうして中団チームの動向を見てきたが、変化の可能性はなにも中団に限ったものではない。トップチームも多くの人が考えるほどには安定的ではないからだ。

 今季からレッドブルに加入したピエール・ガスリーには既に進退に関する噂が飛び交っており、成績が好転しない場合はトロロッソのダニール・クビアトを再びレッドブルに戻すことが最も起こりそうな解決策だろう。特に、レッドブルはオーストリアGPでの勝利によってマックス・フェルスタッペンを失う心配は和らげられている。

 オーストリアで大流行だった噂の的はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)だ。彼は古巣であるレッドブルのモーターホームをたびたび訪れていた。

 この噂の背後にあるのは2度の世界チャンピオン経験者、フェルナンド・アロンソのF1復帰だ。アロンソはマクラーレンとのインディプロジェクト、そしてトヨタとのWECへの注力を一旦終え、次なるステップについて考えをまとめている最中だという。

■アロンソのF1復帰はありえない?

 F1復帰という選択肢は確かにアロンソにとってはあり得ない選択肢ではない。彼がF1に戻ってくるのはトップを争えるだけの能力を持ったマシンが保証された時のみであったとしてもだ。

 アロンソが関係を持っているマクラーレンから発せられたメッセージは、チームの将来はカルロス・サインツJr.とランド・ノリスの2名でしっかりとしているということであり、アロンソのためのシートは現状では無いということだ。こうした状況でアロンソが他チームと交渉することを妨げることは無いだろう。

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 パドックの情報通によると、フェラーリがベッテル、シャルル・ルクレールの両名と2020年まで契約を結んでいる状態にもかかわらず、アロンソはフェラーリに打診しているという。

 だが、ベッテルは来シーズンもフェラーリで全力を尽くすだろうか? もしくは厳しいスタートとなった今シーズンの前半を経て、何かセカンドプランについて考えているのだろうか? それはベッテルのみが知ることだ。

 もし、彼がフェラーリを出ていった場合、即座に採れる選択肢はあまり多く存在しない。トップドライバーの多くは2020年まで契約下に置かれているからだ。そのため、1年契約のドライバーを採るならば、アロンソとの契約は現実味に欠ける選択肢ではなくなるはずだ。

 ただそうは言っても、フェラーリからのアロンソF1復帰は起こりそうもない。だがF1では決して“ありえないと言うことはありえない”。

 それは昨年のリカルドの移籍が示していることでもある。ドライバー市場への爆弾はいつでも投下することができる。この”愚かな”シリーシーズンも昨年と同じように爆発する可能性は除外できないのだ。

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シリーズ F1
執筆者 Jonathan Noble