トロロッソ、ロシアGPダブルリタイアの原因はブレーキ過熱

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トロロッソ、ロシアGPダブルリタイアの原因はブレーキ過熱
執筆: Tom Errington
2018/10/02 3:52

トロロッソは、ガスリーとハートレーがロシアGP序盤にスピンを喫し、リタイアすることになった原因について説明した。

 ロシアGPの決勝レース、4周終了時点でピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレーが早々にリタイアすることになったトロロッソ。チーム代表のフランツ・トストは、その原因について説明した。

 ロシアGPでホンダのアップグレードされたパワーユニット(PU)を導入したトロロッソは、土曜日以降を旧スペックPUに戻し、ペナルティによりグリッド後方から決勝レースに臨んだ。

 しかしガスリー、ハートレーは共にスピンを喫し、異変を察知したチームが両者をガレージに呼び戻す形で、わずか4周でリタイアとなった。

 トストは今回のインシデントについて、ブレーキシステムが高温になったことによるピストンの不具合によるものだと話した。

「2台がリタイアしなければならず、チームにとってフラストレーションの溜まる日曜日になった」

「何らかの理由でフロントのブレーキがとても熱くなってしまい、あるピストンがキャリパー内でスタックしてしまった」

「これにより、ブレーキフルードのオーバーヒートが起き、ペダルの踏みシロが長くなってしまった。それゆえ、我々はドライバーにガレージに戻るよう呼びかけた」

「言うまでもなく、マシンはパルクフェルメ状態にあったため、我々は前日から何も変えていないので、原因が何なのかさらに調べる必要がある」

 ガスリーはレース後、自身のSNSで4コーナーでのスピンが時速280kmで起きたと明かしていた。

「レースのスタートからすでに、ブレーキペダルにおかしな感触を感じていた。踏みシロがとても長かったし、急速に悪化していった」と彼は語った。

「それから3周目の4コーナーでブレーキペダルを完全に踏み抜いてしまった。フロントのブレーキを完全に失ったので、リタイアしなければならなかった」

「正確に何が起きたのかを知るためにはデータを分析する必要があるけど、レース序盤で両方のマシンがリタイアするのは残念だ」

 彼のチームメイトであるハートレーも、同じラップで同じようなインシデントに見舞われた。彼はハイパーソフトタイヤを早々に捨て、ソフトタイヤでレース距離を走りきるという戦略を遂行するため、ピットストップしたばかりだった。

「僕は良いスタートを決めてピエールを5コーナーまでにパスした。そしてマクラーレンを攻撃しているときに、ブレーキペダルの踏みシロが長くなっていった」

「それを無線で報告し、予定通りピットストップした」

「僕たちはソフトでほぼ1レースを走りきるという作戦をしようとしていた。僕たちはタイヤの寿命も長かったし、ペースも良かったのでそれが機能するはずだった」

「だけど、ピットを離れてからブレーキペダルを踏んだら、完全にフロアまで行ってしまった。リヤがロックし、マシンがスピンしたんだ」

 今回は残念なレースに終わったトロロッソだが、次戦はホンダのホームレースである日本GP。トストが大きな前進を果たしたと語るアップグレードPUを、鈴鹿で使えるかどうかはまだ分かっていないが、ハートレーは鈴鹿に向けて興奮していると付け加えた。

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シリーズ F1
チーム トロロッソ 発売中
執筆者 Tom Errington
記事タイプ 速報ニュース