トロロッソ、ハートレーの”奇妙な”クラッシュの原因調査を継続

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トロロッソ、ハートレーの”奇妙な”クラッシュの原因調査を継続
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
翻訳:: 松本 和己
2018/07/10 23:27

トロロッソは、イギリスGPのFP3でハートレーの大クラッシュを引き起こした、フロントサスペンションの故障原因の調査を続けている。

Brendon Hartley, Toro Rosso
Brendon Hartley, Scuderia Toro Rosso STR13
Crash of Brendon Hartley, Scuderia Toro Rosso STR13
Crash of Brendon Hartley, Scuderia Toro Rosso STR13
Brendon Hartley, Scuderia Toro Rosso STR13 after the crash
Brendon Hartley, Scuderia Toro Rosso
Brendon Hartley, Scuderia Toro Rosso STR13

 トロロッソはイギリスGPのフリー走行3回目(FP3)に、ブレンドン・ハートレーが大クラッシュを喫した件について、原因となったフロントサスペンション破損の調査を継続している。

 FP3でハートレーがブレーキングした際、左フロントサスペンションがねじ切れるように破損。コントロール不能に陥ったハートレーは、高速でタイヤバリアに衝突してしまった。

 チームはイギリスGPに、新しい仕様のサスペンションパーツを導入しているが、クラッシュの際に破損したコンポーネントとは直接関係がないという。

 しかし予防措置として、チームメイトのピエール・ガスリーは予選とレースに向けて、完全に旧仕様のサスペンションを使用し、問題は発生しなかった。ハートレーのマシンにも旧仕様のサスペンションが取り付けられたが、スペアモノコックからマシンを組み上げていった際にパワーユニット側のコネクタが緩んでいたことが原因で、わずか1周でレースを終えた。

「我々が問題を抱えていたコンポーネントは、新しい仕様のものではなかった」と、トロロッソのテクニカルディレクターであるジェームス・キーはmotorsport.comに語った。

「たとえ発生したトラブルと関連していなかったとしても、予防策として旧仕様のサスペンションに戻した」

「そうした理由は完全に予防策だったからであり、トラブルに関連していないように見えたとしても、不確かなものを取り除こうとしたんだ」

 キーは、今回のサスペンショントラブルはチームにとって驚きだったと話した。

「それはまだ調査の途中だし、理解をしている最中だ。我々はこれまで全く問題なかったし、あのような性質のトラブルは起きたことがない。今季これまで、問題なく9レースを戦ってきたんだ」

「確かに、オーストリアではトラックロッドがダメージを受けていたが、ほとんどのマシンも同じくダメージを受けていた。縁石の中のひとつが、とりわけひどい打撃になっていた」

「今回のようなことは、全く起きていない。フロントサスペンションに加わった全ての負荷は、設計の範囲内だった。そのコーナーを前日も走っていたが問題はなかったし、ビッグブレーキングがあるカナダや、バーレーンでも問題なかったんだ」

「そのパーツは点検もされていたし、品質管理もされていた。耐久テストもされていて、全てが問題なかったはずだ。だから突然、これまで完全に大丈夫だと思っていたパーツに問題を抱えたことは奇妙だ。何らかのダメージがあったかどうかを確認する必要がある」

 チームは、クラッシュ後に回収されたパーツの破片を調査しているという。

「破片はファクトリーに送られた。全てを隔離して保管している。それらは全て科学検査を受け、ダメージに影響を与えたもの、破損した可能性があるもの、トラブルが発生した手がかりを探す。我々は、可能性のある結果に対して、様々な選択肢を持っている」

「ピエールは何の問題もなく52周のレースを走ったので、今回限りのトラブルのように感じている。しかし、そのような憶測で行動するわけにはいかないし、トラブルが起こった条件については理解する必要がある」

「ブレンドンは非常に不幸だった。間違いなく、彼にはどうすることもできない問題だったが、彼の週末全体に悪影響を与えた。だが、彼は無事だった。それが一番重要だ」

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シリーズ F1
イベント イギリスGP
ロケーション シルバーストン
ドライバー ブレンドン ハートレー
チーム トロロッソ 発売中
執筆者 Adam Cooper